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からしとマスタードの違いをわかりやすく解説!成分や原材料を比較

おでんや、シューマイなどによく使われる『からし』と、ソーセージやホットドッグ、ハンバーガーなどによく使われる『マスタード』。

2つは見た目がよく似ていますよね。

あなたは、『からし』と『マスタード』の違いを知っていますか?

 

はなこ
『からし』と『マスタード』って、見た目がよく似ているわよね。

どちらも原材料は同じなのかな?

どうだろうね。

『からし』の方が辛いように思うんだけどね。

たろう
はなこ
『からし』と『マスタード』の違いについて調べてみたいわね。

 

今回は、『からし』と『マスタード』の違いについて解説し、成分や原材料を比較します。

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『からし』と『マスタード』の原材料・成分

『からし』と『マスタード』の原材料や成分は、いったい何でしょうか?

それらをまとめると次のようになります。

『からし』と『マスタード』の原材料・成分

からし
マスタード
原材料 からし菜の種子 からし菜の種子・酢・砂糖・ワインなど
成分 アリル芥子油 ベンジル芥子油

『からし』は、

『オリエンタルマスタード』と呼ばれる、アブラナ科『からし菜』の仲間の種子

から作られます。

種子をすりつぶして『粉からし』にして、それを水に溶いて『からし』にします。

ツーンと鼻に抜ける強い辛味が特徴ですね。

 

『マスタード』は、

同じアブラナ科『からし菜』の仲間である『イエローマスタード』や『ブラウンマスタード』『ホワイトマスタード』などの種子

から作られます。

『からし』と同じように、すりつぶしたり、種のままの状態で使う場合もあります。

それに酢や砂糖、ワインなどを加えたものが『マスタード』になります。

『からし』に比べると、辛味が少なくマイルドなのが特徴です。

 

『からし』の主な成分は『アリル芥子油』です。

『アリル芥子油』は揮発性が高く、鼻にツンと来る辛さはこの成分の働きによります。

それに対して

『マスタード』の主な成分は『ベンジル芥子油』です。

『ベンジル芥子油』は辛味が『アリル芥子油』より弱く、揮発性も低いので、『からし』に比べれば辛味は弱くなります。

 

はなこ
『からし』と『マスタード』では、使う種の種類が違うのね。
それが成分の違いにも現れるわけだね。
たろう

 

『からし』と『マスタード』の違い

『からし』と『マスタード』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『からし』と『マスタード』の違い

  • 使う種の種類が異なる。
  • 製造方法が異なる。
  • 辛味成分が異なる。
  • 『からし』は辛味を強くしているが、『マスタード』は辛味を弱めている
  • 『からし』は香辛料であり、『マスタード』はソースである。
  • 『からし』は和食に多く使われ、『マスタード』は洋食に多く使われる。

先ほど書いたように、『からし』と『マスタード』では使っている種の種類が異なります。

『からし』の場合、『オリエンタルマスタード』の種を用います。

それに対して『マスタード』は『イエローマスタード』や『ブラウンマスタード』『ホワイトマスタード』などの種を用います。

『オリエンタルマスタード』に含まれる成分は、『アリル芥子油』であり、辛味が強く揮発性が高いのが特徴です。

しかし、『イエローマスタード』などは『ベンジル芥子油』が主な成分で、辛味は弱く揮発性も低いです。

 

製造方法も異なります。

『からし』は、すりつぶした種を水で溶いて作られます。

このとき、40°C程度のお湯で練ると辛味が強くなります。

しかし、『マスタード』は酢などと混ぜ合わせることで辛味を弱めています

 

『からし』は辛味が強いので、わさびなどと同様に、主に香辛料として使われます。

『マスタード』は辛味が弱く、ケチャップやマヨネーズなどと同じソースとしての役割がメインです。

 

『からし』が多く使われるのは、おでんやシューマイ、とんかつなど、和食が多いですね。

それに対して『マスタード』は、ホットドッグやハンバーガー、サンドイッチなどの洋食に使われることが多いです。

そのため、『からし』は『和からし』と呼ばれ、『マスタード』は『洋からし』と呼ばれることもあります。

 

『からし』と『マスタード』の歴史

マスタードソース

マスタードソース

『からし』の歴史は古く、奈良時代には香辛料として朝廷や貴族の間で使われていました。

しかし、鎌倉時代までは葉をそのまま薬味として使い、種子は使われませんでした。

種が使われるようになったのは室町時代の頃から。

僧侶の供養料や、祈祷のときに火に投じたりしていることから、宗教にも深く関わっていたのです。

『からし』の葉は『からし菜』として漬物に広く利用されていますね。

 

一方で『マスタード』の歴史は、もっと古く、

古代エジプト文明が起源である

と言われています。

ギリシャ文明では、医薬品や調味料として利用され、ローマ人は、ギリシャ人をまねて食料と医薬品の両方の目的で利用していました。

種を粉にして使い始めたのは19世紀初めの頃で、イギリスで初めて行われたそうです。

現在、よく見かける黄色いマスタードは、1904年のニューヨークで誕生し、ホットドッグとの相性がいいことから非常に人気となりました。

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『からし』は、『オリエンタルマスタード』の種を使い、『マスタード』は『イエローマスタード』『ブラウンマスタード』『ホワイトマスタード』などの種を使う。
  • 『からし』は、種をすりつぶして水で溶くことで作られ、『マスタード』は、すりつぶした、もしくはそのままの種に酢などを混ぜて作られる。
  • 『からし』の辛味成分は、『アリル芥子油』であり、『マスタード』の辛味成分は、『ベンジル芥子油』である。
  • 『からし』は、辛味を強くしているが、『マスタード』は、辛味を弱めている
  • 『からし』は、香辛料であり、『マスタード』はソースである。
  • 『からし』は、和食に多く使われ、『マスタード』は洋食に多く使われる。

『からし』も『マスタード』も、料理の味を引き立ててくれます。

うまく使い分けてくださいね。

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