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【社会人】高卒の人と大卒の人の考え方の違いをわかりやすく解説

高校を卒業して、すぐに就職する『高卒』の人と、大学を卒業してから就職する『大卒』の人。

この2つの間で、どんな違いがあるのでしょうか?

 

はなこ
私の友人で、高校を卒業してすぐに勤め始めた人がいるの。

やっぱり大学に行けばよかったかなって愚痴をこぼすことがあるわ。

『高卒』の方が、就職率はいいって聞いたことがあるけどな。

それに、早くから勤め始めるんだから、賃金だって『高卒』の方が多くもらえるんじゃないのかな?

たろう
はなこ
じゃあ、『高卒』と『大卒』でどれくらい違いがあるのか、調べてみましょうか。

 

今回は、『高卒』と『大卒』の違いについて解説し、特にそれぞれの考え方を見ていきます。

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『高卒』と『大卒』の違い

『高卒』と『大卒』の違いは、明らかですね。

  • 高校を卒業して、すぐに就職し、働き始めるのが『高卒』
  • 大学へ進学し、それから就職するのが『大卒』

となります。

 

『高卒』の場合、だいたい18歳くらいで就職、『大卒』は22歳前後で就職することになります。

そうすると、次の違いが生じます。

『高卒』と『大卒』の違い

  • 履歴書に書く最終学歴が異なる。
  • 就職率が異なる。
  • 就職先に違いがある。
  • 仕事内容に差がある。
  • 生涯賃金に差がある。

 

最終学歴

『高卒』は高校が、『大卒』は大学が、最終学歴になるのは当然ですね。

もちろん、履歴書にも、そう書くことになります。

『大卒』を就職条件にしている企業の場合、『高卒』では、この段階で落とされてしまうこともあるわけです。

最近では、学歴を不問にしている企業も多くなりました。

それでも、まだ学歴を条件に入れている企業も少なからずあります。

 

就職率

2019年3月時点での『高卒』と『大卒』の就職率は、次のとおりです。

高卒…98.2%

大卒…97.6%

少し前までは、『大卒』は就職難の時代が続き、『高卒』が有利と言われてきました。

今でも『高卒』のほうが就職率は高いですが、その差はだんだんと縮まっています。

現在は、

『高卒』と『大卒』の間で、就職率にあまり差はない

ということですね。

 

就職先

『高卒』を対象とした求人数の多い業種トップ5は、次になります(2018年度データ)

  1. 製造業
  2. 建設業
  3. 卸売業・小売業
  4. 医療・福祉関連
  5. 宿泊業・飲食サービス業

 

それに対して『大卒』の場合(2018年度データ)

  1. 流通業
  2. 製造業
  3. 卸売業・小売業
  4. 医療・福祉関連
  5. 金融業

となっています。

 

『高卒』『大卒』のどちらも、製造業が占める割合は多いですね。

しかし、

『高卒』の場合は、建設業が2位、『大卒』の場合は流通業が1位と、業種が異なる特徴も見られます。

 

仕事内容

一般的には、

  • 『高卒』は、ブルーカラーと呼ばれる、現場での肉体労働の場合が多い
  • 『大卒』は、ホワイトカラーと呼ばれる、事務系・技術系の頭脳労働の場合が多い

とされています。

特に、研究職の場合、専門的な知識が必要になるため、大学で専門的に勉強してきた『大卒』が占める割合のほうが、どうしても多くなります。

もちろん、『高卒』『大卒』関係なく、スキルのある人は、どんどん専門的な作業に就かせる実力主義の企業もあります。

また、『大卒』でもブルーカラーの仕事に就くことは可能です。

 

生涯賃金

『高卒』は、『大卒』よりも早く働き始めるため、生涯賃金は『高卒』のほうが高いように思うかも知れません。

しかし実際は逆です。

『大卒』のほうが、生涯賃金は上になります。

フルタイムの正社員で、60歳まで勤めた場合、

男性で6,000万円、女性で9,000万円、『大卒』のほうが多い

ということがわかっています。

 

はなこ
長く働いているのに、給料は『大卒』より少ないなんて、なんだか損しているように思えるわね。
現場の作業員は一般的に給料が低いみたいだからね。
たろう

 

『高卒』の人と『大卒』の人の考え方の違い

卒業

卒業

『高卒』の人と『大卒』の人で、就職後に考え方の違いはあるのでしょうか?

『高卒』の人が『大卒』の人と比較して考えてしまうところは、以下となります。

学歴に、コンプレックスを持ってしまう。

就職先に、選択肢があまりないと感じてしまう。

自分の専門性を活かすことができない。

将来設計を立てることができない。

まず、

学歴に、コンプレックスを持ってしまうのは避けることができません。

そのために、『高卒』の人が『大卒』の人と接しづらいのも、分かる気がしますね。

 

また『高卒』では、『大卒』が就職条件になっている企業には入ることができないので、

どうしても就職先に選択肢があまりないと感じる人が多いです。

転職を考える際も、次の就職先が決められず、そのまま今の会社で勤め続ける場合が多いのではないでしょうか。

 

『大卒』の場合、専門的な知識を持つことで、それを活かす機会は少なからずあるでしょう。

『高卒』の場合、専門性を活かす機会があまりないと感じる人は多いです。

高校を卒業後、将来について、きちんと決めることができないまま会社に入った人は、

将来設計がいつまでもできずにいることが多いですね。

 

逆に、『大卒』の人の考え方はどうなのでしょうか?

学生時代を無為に過ごしたと感じてしまう。

社会に出るのが遅くなったと感じてしまう。

多額の学費が負担になる。

最も多いのは、

単位だけ取って、あとは何もせずに過ごしてしまった

と後悔することではないでしょうか。

大学受験にがんばった人ほど、大学に入ってから燃え尽きたようになる場合が多いですね。

そうすると、大学の4年間を特に何かをすることもなく過ごしてしまう場合もあります。

後になって、

「もっとがんばっていれば…」

と思う人は、比較的多くいるのではないでしょうか。

 

また、大学に入るまでに浪人したり、入ってからも留年した人は、

社会に出るのが遅くなった

と感じる場合も多いですね。

高卒で早くから社会の荒波にもまれて仕事をしている人を見ると、それがコンプレックスになる場合もあります。

 

学費の問題もあります。

奨学金制度で大学に進学した人は、後でお金を返済しなければなりません。

これが負担になると感じる人も少なからずいます。

 

はなこ
『高卒』も『大卒』も、それぞれ思い悩むところはあるのね。
『大卒』だから何の悩みもないということはないんだね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

『高卒』と『大卒』では、次の違いがある。

履歴書に書く最終学歴が異なる。

就職率が異なる。

就職先に違いがある。

仕事内容に差がある。

生涯賃金に差がある。

『高卒』の人は、次の考えを持ってしまう。

学歴にコンプレックスを持ってしまう。

就職先に選択肢があまりないと感じてしまう。

自分の専門性を活かすことができない。

将来設計を立てることができない。

『大卒』の人は、次の考えを持ってしまう。

学生時代を無為に過ごしたと感じてしまう。

社会に出るのが遅くなったと感じてしまう。

多額の学費が負担になる。

『高卒』『大卒』どちらの場合でも、

将来どんな働き方をしたいのか

を、よく考えてから決める必要があります。

決して大学に入ることを目的とするのではなく、その先にあるものを考えるようにしましょう。

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