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システムイメージとバックアップの違いと使い分けをわかりやすく解説

Windows10を利用していると、『システムイメージ』と『バックアップ』という2つの言葉が登場します。

どちらも、万が一Windowsが動作しなくなったり、大事なファイルが使えなくなった場合の保険として使われます。

あなたは、『システムイメージ』と『バックアップ』の違いを知っていますか?

 

はなこ
Windows10で、『システムイメージの作成』と『バックアップ』っていう言葉があるでしょ?

あれって、いったい何が違うのかな?

どちらもバックアップするための機能だったと思うけど、何が違うのかは僕もよく知らないや。
たろう
はなこ
じゃあ、『システムイメージ』と『バックアップ』の違いについて調べてみましょうか。

 

今回は、『システムイメージ』と『バックアップ』の違いについて解説し、その使い分け方を見てみましょう。

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『システムイメージ』と『バックアップ』の違い

そもそも、『システムイメージ』と『バックアップ』は、どんな意味を持っているのでしょうか?

まずは、それぞれの持つ意味を見てみましょう。

『システムイメージ』とは?

WindowsなどのOSそのものをコピーしたもの

です。

OSは、実行用のファイルや設定内容を保存したデータなど、様々なファイルによって動作しています。

それらのファイルは、HDDやSSDなどのストレージに保存されていますね。

『システムイメージ』とは、OSを動作させるために必要なファイルを、まるごとコピーしたデータを意味します。

これがあると、万が一データが壊れてWindowsなどのOSが起動しなくなっても、復元することが可能になります。

 

『バックアップ』とは?

データを他のストレージなどにコピーすること

です。

例えば、操作を誤って大切なファイルを消してしまったり、壊してしまった場合、それを元に戻すことは通常では不可能です。

また、ウィルスなどの攻撃によって、ファイルが破損したり、暗号化されて、復元に身代金を要求する『ランサムウェア』も最近多くなりましたね。

そういった不測の事態に備えて、大切なデータを別のストレージなどに保存しておくことを『バックアップ』といいます。

『バックアップ』を行った時点でのデータが別に保存されているので、その時の状態に復元することは、これで可能になりますね。

 

『システムイメージ』と『バックアップ』の違い

『システムイメージ』と『バックアップ』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『システムイメージ』と『バックアップ』の違い

  • 『システムイメージ』は、OSが動作するためのシステムディスクをまるごと『バックアップ』することである。
  • Windows10の場合、『システムイメージ』の『バックアップ』は定期的に自動で行うことができる。

 

『バックアップ』は、『システムイメージ』を含め、いろいろなデータを対象に行われます。

つまり、

『システムイメージ』は『バックアップ』の中に含まれるということですね。

『システムイメージ』では、システムディスクをまるごと別のストレージにコピーします。

この操作は、毎日何時とか、月に一回何日に、という具合にあらかじめ設定しておくことが可能です。

一度設定をしておけば、あとは自動的に処理が行われるようになります。

重要なファイルだけを『バックアップ』したい場合には、手作業で行う必要があります。

残念ながら、ピンポイントで『バックアップ』を定期的に自動実行することは、Windows10では簡単にはできません。

頻繁に『バックアップ』を行う場合は、バッチファイルにしておくと便利ですよ。

 

『システムイメージ』と『バックアップ』の使い分け方

ハードディスク

ハードディスク

『システムイメージ』と『バックアップ』の使い分け方はどうすればいいでしょうか?

『システムイメージ』は、ディスクをまるごとコピーするわけですから、ある時点の状態に復元したい場合に使うことになります。

例えば、何らかのアプリケーションをインストールしたら動作がおかしくなったときや、ウィルス等に感染してしまった場合などが挙げられます。

また、パッチ適用後に動作がおかしくなる場合もWindowsではありますね。

OSの動作がおかしくなった時、『システムイメージ』を使って復元するわけです。

それに対して

『バックアップ』したファイルは、特定のファイルを誤って削除してしまったり、ファイルを保存したら破損してしまったり、また元の状態に戻したくなった場合に使うことになります。

OS全体がおかしくなったのではなく、ある特定の部分だけがおかしくなった場合に『バックアップ』が役に立つということですね。

 

もちろん、『システムイメージ』ではディスクがまるごとコピーされますから、その中にある重要なファイルなども、一緒に『バックアップ』されます。

ですから、『システムイメージ』を使って、一部のファイルを元の状態に戻すこともできないわけではありません。

しかし、『システムイメージ』を使って復元するということは、目的のファイル以外も昔の状態に戻ってしまうことを意味します。

それに、ディスクをまるごと復元するわけですから、時間も非常にかかります。

ですから、個々のファイルだけを復元したければ、『バックアップ』の方がいいでしょう。

 

はなこ
『システムイメージ』はまるごと保存、『バックアップ』はピンポイントで保存ということね。
『システムイメージ』を使って復元することはあまりないだろうね。

いずれにしても、普段から『バックアップ』はしておいたほうがいいということだね。

たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『システムイメージ』は、OSが動作するためのシステムディスクをまるごと『バックアップ』することである。
  • 『バックアップ』とは、データを他のストレージなどにコピーすることである。
  • Windows10の場合、『システムイメージ』の『バックアップ』は、定期的に自動で行うことができる。
  • OSを前の状態に復元する場合は『システムイメージ』、個々のファイルだけを元に戻したい場合は『バックアップ』を使う。

『システムイメージ』や『バックアップ』は、万が一の場合に役立つ保険になります。

面倒だと思わずに、必ず実行するようにしましょう。

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