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【パソコンのメモリ】DDR3とDDR3Lの違いをわかりやすく解説!

パソコンのメモリには、様々な規格がありますね。

現在の最新規格は『DDR4』で、まもなく『DDR5』も登場する予定です。

しかし、世代の古い『DDR3』も、安価で購入できることから未だに人気があります。

ところで、『DDR3』には、よく似た規格の『DDR3L』というものもあります。

あなたは、『DDR3』と『DDR3L』の違いを知っていますか?

 

はなこ
パソコンのメモリを増設しようと思っているの。

今のパソコンは『DDR3』を使っているから、その規格で探したら、『DDR3L』というのもあったのよね。

僕もその規格は聞いたことがあるな。

でも、何が違うのかはよく知らないや。

たろう
はなこ
じゃあ、『DDR3』と『DDR3L』の違いを調べてみましょうか。

 

今回は、パソコンのメモリの規格『DDR3』と『DDR3L』の違いについて解説します。

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『DDR3』と『DDR3L』の違い

まずは、『DDR3』について解説しましょう。

『DDR3』とは?

正式には『Double-Data-Rate3 Synchronous Dynamic Random Access Memory』。

クロック信号の立ち上がりと、立ち下がりの両方でデータを転送する形式のDRAM。

 

『DDR』とは『Double-Data-Rate』の略です。

従来は、クロック信号の立ち上がりか立ち下がりのいずれかでデータを転送していました。

『DDR』は、立ち上がりと立ち下がりの両方でデータ転送することで、クロック周波数を上げることなく、2倍の転送速度を得るようにしたメモリです。

『DDR3』の"3"は、第3世代の『DDR』メモリであることを表しています。

2010年代後半までは『DDR3』が主流の規格であり、後継版の『DDR4』が販売されている2020年2月現在でも、まだ利用している人は多い規格ですね。

『DDR3L』とは?

『DDR3 Low Voltage』の略で、『DDR3』の低電圧版メモリ

のことです。

『DDR3』は、1.5Vの電圧で動作するメモリです。

それに対して

『DDR3L』は1.35Vという低い電圧で動作させることができます。

つまり、省電力版の『DDR3』メモリということになりますね。

そのため、ノートPCなどの、できるだけ省電力で動作させる必要のあるパソコンでの利用を想定しています。

『DDR3』と『DDR3L』の違い

『DDR3』と『DDR3L』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『DDR3』と『DDR3L』の違い

  • 『DDR3』は動作電圧が1.5Vなのに対し、『DDR3L』は動作電圧が1.35Vである。
  • 『DDR3L』のほうが、『DDR3』よりも消費電力が小さい
  • 『DDR3L』には、1.5Vと1.35Vの両方の動作電圧に対応した製品もある。

動作電圧と消費電力の違いについては、前にも書いたとおりですね。

『DDR3L』には、1.5Vと1.35Vのどちらの動作電圧にも対応した製品があります。

動作電圧が1.5Vと1.35Vのどちらになるかは、使用するマザーボードにも依存します。

マザーボード側も1.5Vと1.35Vの両方の動作電圧に対応したものがありますが、片側にしか対応していない場合、動作電圧を合わせる必要があります。

もし、動作電圧が合わない場合、動作不良や故障の原因になるので注意が必要ですね。

 

はなこ
『DDR3L』は省電力版なのね。

じゃあ、『DDR3L』の方がいいわよね。

でも、マザーボード側の規格もチェックしないといけないよ。

それに、今使っているメモリはそのままで増設するなら、そのメモリの規格と同じにしておいた方がいいしね。

たろう

 

『DDR3』と『DDR3L』は混在して使える?

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例えば、『DDR3』メモリを使っているパソコンに、『DDR3L』を買ってきて増設することは可能なのでしょうか?

結論から言うと、そういった増設は避けたほうが無難です。

マザーボード側が1.5Vと1.35Vのどちらにも対応している場合、混在して利用することは可能です。

また、購入した『DDR3L』が、両方の動作電圧に対応した製品である場合も大丈夫です。

しかし、マザーボード側が1.5Vのみ対応で、メモリは1.35Vのみ対応という場合、動作不良や故障の原因となります。

最も安心できる増設方法は、現在使っているメモリと規格を合わせることです。

現在使っているメモリが『DDR3』ならば、素直に『DDR3』を購入して増設するようにしましょう。

メモリは、ちょっとした規格の違いで動作不良や故障の原因となる場合があります。

増設時には、慎重に製品を選ぶようにしましょうね。

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『DDR3』の正式名称は『Double-Data-Rate3 Synchronous Dynamic Random Access Memory』である。
  • 『DDR』とは、クロック信号の立ち上がりと立ち下がりの両方でデータを転送する形式のDRAMである。
  • 『DDR3L』は、『DDR3 Low Voltage』の略で、『DDR3』の低電圧版メモリのことである。
  • 『DDR3』は動作電圧が1.5Vなのに対し、『DDR3L』は動作電圧が1.35Vである。
  • 『DDR3L』の方が、『DDR3』よりも消費電力が小さい
  • 『DDR3L』には、1.5Vと1.35Vの両方の動作電圧に対応した製品もある。

メモリには、規格がたくさんあって、どれを選んだらよいのか分かりづらいですよね。

安易に選ぶことはせず、慎重に購入するようにしましょうね。

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