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思いと想いの違いをわかりやすく解説!意味や使い分け方をチェック

『思い』という言葉、『思いを伝える』『思いを寄せる』など、いろいろな場面で使いますね。

似た言葉に『想い』という言葉もあります。

あなたは、『思い』と『想い』の違いが分かりますか?

 

はなこ
『想い出がいっぱい』って曲があるでしょ。

この間、久しぶりに聞いたわ。

確か、アニメの主題歌だよね。

でも、『思い出がいっぱい』じゃないのかな?

たろう
はなこ
違うわよ。

『想い出がいっぱい』が正しいわ。

ふーん。

そう言えば、『思い』と『想い』って、なにか違いがあるのかな?

たろう
はなこ
じゃあ、その違いについて調べてみましょうか。

 

今回は、『思い』と『想い』の違いについて解説し、その意味や使い分け方をチェックしてみましょう。

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『思い』と『想い』の意味

何かを思う人

何かを思う人

『思い』と『想い』の意味を辞書で見ると、次のように説明されています。

  1. ある物事について考えをもつことや、その内容 『自分の思いを相手に伝えた』
  2. 予想、予期、想像 『思いがけない結末』
  3. 願い、望み 『思いを遂げる』
  4. 物思い、回想 『思いにふける』
  5. 思慕の情、愛情、恋心 『片思いに終わる』
  6. 執念、恨み 『この世に思いを残す』
  7. あることを経験してもたらされる感じ 『自分だけいい思いをする』
  8. (多く名詞の下に付いて)ある対象を気にかけ、大切にする気持ちが特に強いことを表す 『親思いの息子』
  9. 喪に服することや、その期間

非常にたくさんの意味がありますが、特に『思い』と『想い』を区別して使う形にはなっていません。

それでは、『思い』と『想い』は全く同じなのでしょうか?

 

『思い』と『想い』の違い

『思い』と『想い』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『思い』と『想い』の違い

  • 『思い』は論理的な考えを表し、『想い』は感情的なイメージを表す。
  • 『思い』は常用漢字だが、『想い』は常用外漢字である。
  • 『思い』は『想い』を含めた広い意味を持つ。

 

『考える』と『イメージする』の違い

『思い』は、論理的に考えることを表します。

相手の意見に対して『自分はこういう思いだ』と発言するときの『思い』は、自分が頭の中で考えていたことを意味しますよね。

この場合は、『思い』の方が正しいことになります。

 

それに対して、

『想い』は心の中に浮かんだイメージや感情を表します。

『彼女に自分の想いを伝えたい』と発言するときの『想い』は、自分の心の中にあること(この場合は恋愛感情ですね)を意味します。

この場合は、『想い』のほうが、しっくりくるということになりますね。

 

漢字の種類

『思い』という字は常用漢字なのに対し、『想い』という字は常用外漢字です。

つまり、

公的な文書には『想い』という字は使えず、『思い』という字のみを使います。

 

意味の範囲

『思い』は、『想い』の意味も含めた広い意味を持っています。

基本的には頭の中の思考を意味しますが、感情的な表現などに『思い』を使うこともできます。

つまり、

『思い』は『想い』の代わりに使うことができる

ということですね。

しかし、『思い』を使わなければならない場面で『想い』を使うとおかしくなる文章はあります。

相手の意見に対して『自分はこういう想いだ』という使い方は、なんとなくおかしいですよね。

特に論理的な考えを意味する場合は、『想い』という言葉を使うことはできないので注意が必要です。

 

はなこ
こうやって見ると、なかなか違いが曖昧ね。
じゃあ、使い分け方を見てみようか。
たろう

 

『思い』と『想い』の使い分け方

『思い』を使った表現はたくさんあります。

彼は、親思いのいい青年だ。

断腸の思いで計画を中止した。

まったく思いもよらない結末になった。

とうとう、思いを晴らすことができた。

あの娘は、彼に思いを寄せているらしい。

『思い』は、ある意味オールマイティーな言葉です。

『思い』と『想い』のどちらの方がいいか迷ったら、『思い』を使っておけば間違いはありません。

 

それに対して、『想い』を使う場面は限られます。

小説や歌詞、ポエムなどで感情を込めたい場合に使うといいでしょう。

彼に、この想いを届けたい。

道端に咲く小さな花を見て想いにふける

どうやったら、この想いを伝えることができるのだろうか。

日を追うごとに、想いは募るばかりです。

どうか、想いを込めて見送ってあげて下さい。

もちろん、上の例で『思い』という言葉を使っても間違いではありません。

ですが、『おもい』という言葉の中に感情を込めたいのであれば、『想い』の方がいいですね。

 

はなこ
困った時は、『思い』を使っておけば、間違いはないということね。
あと、履歴書などに書く時は『思い』という言葉を使う必要があるね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『思い』は論理的な考えを表し、『想い』は感情的なイメージを表す。
  • 『思い』は常用漢字だが、『想い』は常用外漢字である。
  • 『思い』は『想い』を含めた広い意味を持つ。
  • 基本的には『思い』を使えば間違いないが、感情を込めたい場合は『想い』を使うほうがよい。

日本語は、使い分けが難しい言葉が他にもたくさんあります。

そんな言葉を、いろいろと探してみるのも面白いかも知れませんね。

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