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アリゲーターとクロコダイルの違いをわかりやすく解説!ワニ革は同じ?

ワニというと、何を連想しますか?

ファッション好きな人にとっては、革製品のバッグやベルトなんかを思い浮かべるかも知れませんね。

ワニには、『アリゲーター』と『クロコダイル』という別の呼び方があります。

それぞれで、採ることのできる革は同じなのでしょうか?

 

はなこ
ワニ革のハンドバッグを買ったの。
へえ、高かったんじゃないの?

ワニ革って、『アリゲーター』とか『クロコダイル』って種類があると聞いたことがあるんだけど、それは何になるの?

たろう
はなこ
『クロコダイル』って書いてあったけど、『アリゲーター』とは何が違うんだろ?

 

今回は、『アリゲーター』と『クロコダイル』の違いについて解説し、採ることのできる革が同じものなのか見てみましょう。

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『アリゲーター』と『クロコダイル』の違い

『アリゲーター』も『クロコダイル』も、同じ爬虫類のワニ目に属します。

ワニ目の中には、『アリゲーター科』と『クロコダイル科』の二種類の科が存在します。

『アリゲーター科』

アリゲーター属 アメリカアリゲーター(ミシシッピーワニ)
ヨウスコウアリゲーター
カイマン属 メガネカイマン
クチビロカイマン
パラグアイカイマン
クロカイマン属 クロカイマン
コビトカイマン属 コビトカイマン
ブラジルカイマン

『クロコダイル科』

クロコダイル属 イリエワニ
ニューギニアワニ
ナイルワニ
シャムワニ
アメリカワニ
アフリカクチナガワニ
オリノコワニ
オーストラリアワニ
コビトワニ属 ニシアフリカコビトワニ
マレーガビアル属 マレーガビアル

 

つまり、種としては異なるものとなるわけですね。

 

『アリゲーター』と『クロコダイル』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『アリゲーター』と『クロコダイル』の違い

  • 『アリゲーター』は頭部がU字型、『クロコダイル』は頭部がV字型
  • 『アリゲーター』は、口を閉じると歯がほとんど見えないが、『クロコダイル』は口を閉じても歯が見える
  • 『クロコダイル』の方が気性が荒く、人食いワニと呼ばれるのはこちらの方。
  • 『アリゲーター』に比べて、『クロコダイル』の方が大型である

 

頭部の違い

『アリゲーター』は、頭部がU字型で丸っこいという特徴があります。

また、

口を閉じていれば、歯はほとんど隠れて見えません。

ヨウスコウアリゲーター

ヨウスコウアリゲーター(アリゲーター)

 

それに対して、

『クロコダイル』は頭部がV字型であり、とがった頭を持っています。

口を閉じていても、歯が根本からはっきりと見えるという特徴もあります。

アメリカワニ

アメリカワニ(クロコダイル)

 

見た目の違いから、ある程度は『アリゲーター』と『クロコダイル』の区別ができますね。

 

性格の違い

一般に、人食いワニと呼ばれるのは『クロコダイル』が圧倒的に多いです。

『アリゲーター』は、『クロコダイル』に比べれば、おとなしい性格をしています。

おとなしいとは言っても、肉食ですから動物を襲って食べる点では同じです。

ワニに近づくなんてことは、ほとんど機会がないでしょう。

でも、もしもの時には

「『アリゲーター』だから近づいても大丈夫」

なんてことはないので、注意しましょう。

 

大きさの違い

『アリゲーター』の中で、最大の種は『アメリカアリゲーター』で、全長6mにもなります。

逆に、最小の種はその名の通り『コビトカイマン』で、120cm~150cm程度です。

『クロコダイル』の最大種は『イリエワニ』や『オリノコワニ』で、全長は7mにもなります。

最小種のニシアフリカコビトワニでも全長は2m程度、人間よりも大きいですね。

全般的に、『アリゲーター』よりも『クロコダイル』のほうが体は大きいです。

 

はなこ
生物として違う種なのは分かったわ。
次は、革について細かく知りたいね。
たろう

 

『アリゲーター』と『クロコダイル』で革は同じ?

『アリゲーター』と『クロコダイル』では、革は同じなのでしょうか?

 

一般に、『アリゲーター』の革として使われるのは、『アメリカアリゲーター』やカイマン属が多いです。

鱗が大きく、立体的に盛り上がっているのが大きな特徴です。

ランクとしては低~中級程度で、『クロコダイル』よりもランクとしては下なので、安いものが多いですね。

アリゲーターの革

アリゲーターの革

 

『クロコダイル』の革としては、『イリエワニ』が有名で、『スモールクロコ』と呼ばれています。

その他にも、『ニューギニアワニ』や『ナイルワニ』が、革製品によく利用されますね。

鱗が規則的に並び、キメが細かい模様になるのが特徴です。

特に、『スモールクロコ』は最高級品と言われています。

また、背中側よりも腹側の革のほうが高級品になります。

クロコダイルの革

クロコダイルの革

 

ワニ革は、高級品としてのイメージがありますよね。

昔、『クロカイマン』というワニの革を採るために乱獲され、かなり個体数が減ったそうです。

ですから、今では捕獲する量も減り、それだけ高価になったということですね。

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『アリゲーター』は頭部がU字型、『クロコダイル』は頭部がV字型
  • 『アリゲーター』は、口を閉じると歯がほとんど見えないが、『クロコダイル』は口を閉じても歯が見える
  • 『クロコダイル』のほうが気性が荒く、人食いワニと呼ばれるのは、『クロコダイル』。
  • 『アリゲーター』に比べて、『クロコダイル』のほうが大型である
  • 『アリゲーター』の革は、鱗が大きく、立体的に盛り上がっているのが大きな特徴である。
  • 『クロコダイル』の革は、鱗が規則的に並び、キメが細かい模様になるのが特徴である。

ワニ革製品は、貴重な材料を使って作られた品物ばかりです。

大切に使うようにしたいものですね。

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