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【中国語】簡体字と繁体字の違いをわかりやすく解説!覚えるならどちら?

中国で使われている言語といえば?

もちろん、中国語ですね。

しかし、中国語には2種類の漢字があります。

それは『簡体字』と『繁体字』です。

あなたは、『簡体字』と『繁体字』の違いを知っていますか?

 

はなこ
中国の人と、最近メールをやり取りするようになったの。
へえ、それはすごいな。
たろう
はなこ
少しだけど、中国語も教えてもらったのよ。
中国語って、『簡体字』と『繁体字』があるんだよね。

どっちの漢字を使っているの?

たろう
はなこ
えっ?

そんなの初めて聞いたわ。

『簡体字』と『繁体字』では、いったい何が違うの?

 

今回は、『簡体字』と『繁体字』の違いを解説し、覚えるならどっちの方がいいか、見てみましょう。

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【中国語】『簡体字』と『繁体字』の違い

まずは、『簡体字』と『繁体字』がどんなものなのか、見てみましょう。

 

元々、昔から中国で使われていた漢字は『繁体字』でした。

文章を書くためには、それに使う文字を覚える必要がありますよね。

しかし、普段の会話で話すことができれば、無理に文字を覚えなくても生活することはできます。

そのため、昔の中国では、一部の者だけが『繁体字』を使うことができました。

 

1950年代、中国で『漢字簡略化法案』が成立します。

これは、中国の文字を一般市民にも普及させるための法案です。

『繁体字』を覚えることは非常に大変なことでした。

そこで、簡略化した漢字が考案され、それが中国全土で使われるようになりました。

この漢字が『簡体字』です。

つまり、

昔からあるのが『繁体字』、新しく誕生したのが『簡体字』

ということですね。

ですから、英語では『簡体字』を『Simplified Chinese』、『繁体字』を『Traditional Chinese』と呼びます。

 

『簡体字』と『繁体字』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『簡体字』と『繁体字』の違い

  • 『簡体字』は、1950年代以降に誕生した新しい漢字であり、『繁体字』は古くから使われていた漢字である。
  • 『簡体字』は、中国全土やシンガポール、マレーシアで主に使われ、『繁体字』は台湾、香港、マカオなどで主に使われている。
  • 『簡体字』と『繁体字』では、文字や表現方法が全く異なる。

 

漢字の歴史

『簡体字』は、1950年代以降に広められた新しい漢字です。

それに対して、

『繁体字』は、古くから中国で使われていた漢字です。

日本には、かなり昔に中国から漢字が伝わりました。

そのため、日本語で使う漢字は『繁体字』が近いです。

『簡体字』は簡略化された文字ですが、日本人には馴染みがないため、かえって難しく感じます。

 

使用している地域

漢字を広めようとする政府の思惑通り、

『簡体字』は、中国全土で広く使われるようになりました。

中国だけでなく、シンガポールやマレーシアでも、『簡体字』は利用されています。

 

それに対して、

『繁体字』は中国の一部の地域である台湾や香港、マカオで利用されています。

 

文字や表現方法の違い

最もやっかいなのが、『簡体字』と『繁体字』での文字や表現方法の違いです。

一例を挙げてみましょう。

『簡体字』と『繁体字』の文字や表現方法の違い

日本語 簡体字 繁体字
歓迎 欢迎 歡迎
成田空港 成田机场 成田機場
タクシー 出租车 計程車

日本人に馴染みがある文字は、『繁体字』の方が多いのではないでしょうか。

『繁体字』なら、使われている漢字から、なんとなく意味が類推できます。

しかし、『簡体字』の方は、ほとんど類推できませんね。

 

はなこ
『簡体字』と『繁体字』では、使われている文字が全く違うんだね。
『繁体字』の方が難しいらしいけど、日本人にとっては『繁体字』の方がまだ分かるかもね。
たろう

 

『簡体字』と『繁体字』、覚えるならどちら?

春節の横浜中華街

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中国語を覚えたい時、『簡体字』と『繁体字』のどちらを覚えるほうがいいのでしょうか?

まず、

中国本土の人と会話をしたいのであれば『簡体字』を覚えるべきです。

中国本土の人の大半は『簡体字』しか使わないからです。

また、

シンガポールやマレーシアなどでも『簡体字』の方が使われるので、それらの国で中国語を使いたい場合も『簡体字』ですね。

 

『簡体字』で使われる漢字は、日本人には馴染みのないものが非常に多いです。

ですから、

先に勉強するのも『簡体字』がいいでしょう。

『繁体字』は日本語で使う漢字に非常に近いので、後から勉強しても、それほど苦労することなく覚えることができますよ。

なお、

中国語の資格試験を受ける場合、『簡体字』が必要になります。

 

もちろん、台湾や香港、マカオなど、特定の地域の人とだけやり取りできれば十分なのであれば、『繁体字』だけ勉強するという手もあります。

でも、せっかく中国語を勉強するのですから、できれば中国全体の人と会話できたほうがいいですよね。

 

はなこ
私がメールをやり取りしている人は香港出身だから、『繁体字』の方ね。
それなら、これを機会に『簡体字』も勉強してみたら?
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『簡体字』は、1950年代以降に誕生した新しい漢字であり、『繁体字』は古くから使われていた漢字である。
  • 『簡体字』は、中国全土やシンガポール、マレーシアで主に使われ、『繁体字』は台湾、香港、マカオなどで主に使われている。
  • 『簡体字』と『繁体字』では、文字や表現方法が全く異なる。
  • 中国語を勉強するなら、先に『簡体字』を覚えたほうがよい。

日本にとって身近な国である中国。

この機会に中国語を学んでみてはいかがでしょうか。

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