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ナメクジとカタツムリの違いをわかりやすく解説!殻をとったら同じ?

梅雨の季節になると、よく見かけるのが『カタツムリ』。

葉っぱの上に、ちょこんと乗っているところを、見かけたことはないでしょうか。

ところで、『カタツムリ』には殻がありますが、『ナメクジ』には殻がないですよね。

『ナメクジ』は、殻のない『カタツムリ』の仲間なのでしょうか?

 

はなこ
『ナメクジ』って『カタツムリ』の仲間なのかな?
どうして?
たろう
はなこ
だって、『カタツムリ』の殻をとったら、『ナメクジ』とそっくりになるでしょ?
僕は違う種類だと思うけどな。
たろう
はなこ
じゃあ、ちょっと調べてみましょうか。

 

今回は、『ナメクジ』と『カタツムリ』の違いについて解説し、殻をとったら同じになるのか見てみましょう。

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『ナメクジ』と『カタツムリ』の違い

まずは、『ナメクジ』と『カタツムリ』それぞれについて、どんなものなのか見てみましょう。

 

『ナメクジ』とは?

陸に棲む巻貝のうち、殻が退化しているものの総称

です。

正式には『軟体動物門腹足綱』という種に属し、海などに住む巻貝と同じ仲間になります。

さらに細かい分類では

ナメクジ科

コウラナメクジ科

オオコウラナメクジ科

など、いくつかの科に分類されます。

完全に殻を失った『ナメクジ』の他に、退化した殻が体内にあったり、まだ体外に殻が現れる種もいるなど、その種類は多数あります。

日本でよく見られるのは、ナメクジ科の『ナメクジ』や、コウラナメクジ科の『チャコウラナメクジ』などです。

山などにいくと、『ヤマナメクジ』という大型のナメクジもいます。

また、1970年代から、ヨーロッパ原産の外来種が発生し、作物や園芸植物を荒らす害虫として問題になっています。

 

『カタツムリ』とは?

陸に棲む巻貝の総称

です。

分類学上は『カタツムリ』という特定の種はありません。

日本では主に

オナジマイマイ科

ニッポンマイマイ科

などが多く見られます。

特に広い地域に分布しているのが『ウスカワマイマイ』という種です。

その他に外来種の『オナジマイマイ』も多く見られますね。

 

『ナメクジ』と『カタツムリ』の違い

『ナメクジ』も『カタツムリ』も、同じ巻貝の仲間です。

それでは、両者の違いは何でしょうか?

 

『ナメクジ』と『カタツムリ』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『ナメクジ』と『カタツムリ』の違い

  • 殻が退化した陸生の巻貝が『ナメクジ』、殻を持った陸生の巻貝が『カタツムリ』。
  • 『ナメクジ』は『ナメクジ科』など、『カタツムリ』は『オナジマイマイ科』などに分類される。

 

『ナメクジ』と『カタツムリ』の大きな違いは、殻を持っているかどうかです。

『ナメクジ』も『カタツムリ』も、サザエやアワビなどと同じ『腹足綱』の仲間です。

『カタツムリ』だけでなく、『ナメクジ』も殻が退化しただけで巻貝の仲間なんですね。

ですから、どちらも同じ特徴を持ちます。

例えば、ジメジメした場所を好み、夜行性で、しかも雌雄同体(雄と雌の両方の生殖器官を持つ)という点も同じです。

 

細かい分類上は、『ナメクジ』は『ナメクジ科』や『コウラナメクジ科』など、『カタツムリ』は『オナジマイマイ科』や『ニッポンマイマイ科』などに属するので、別の仲間ともいえます。

その種類は、日本国内で『ナメクジ』は20~30種程度、『カタツムリ』は非常に多く、700~800種になります。

 

はなこ
『カタツムリ』は、種類がたくさんあるのね。
『カタツムリ』の場合、食用の種類もあるからね。

『ナメクジ』は、食用というのは聞かないな。

たろう
はなこ
普通に見かける『ナメクジ』や『カタツムリ』は、寄生虫を持っていることも有名よ。

『カタツムリ』は食用のものもあるけど、巻貝だからって安易に食べようとするのは危険みたいね。

 

『カタツムリ』の殻をとったら『ナメクジ』になる?

ナメクジ

ナメクジ

『カタツムリ』の殻が退化したのが『ナメクジ』でしたね。

では、『カタツムリ』の殻をとればナメクジになるのでしょうか?

 

海に棲む巻貝などについて考えてみましょう。

巻貝の体を殻から抜き取ったら、その貝は死んでしまいますよね。

それと同じで、

『カタツムリ』の体を殻から抜き取ったら死んでしまいます。

『カタツムリ』の殻の中には内臓が収められています。

また、殻が傷ついた場合、ちゃんと再生されます。

つまり、殻は『カタツムリ』にとっての皮膚や爪と同じなのですね。

前に書いた通り、『ナメクジ』と『カタツムリ』は、同じ巻貝であるものの、細かい分類は異なります。

ですから、

『カタツムリ』から殻をとっても『ナメクジ』にはなりません。

かわいそうですから、無理に殻から出そうとはしないでくださいね。

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『ナメクジ』は、陸に棲む巻貝のうち、殻が退化しているものの総称である。
  • 『カタツムリ』は、陸に棲む巻貝のうち、殻を持つものの総称である。
  • 『ナメクジ』は『ナメクジ科』など、『カタツムリ』は『オナジマイマイ科』などに分類される。

雨の降る日に葉っぱの上などを見ると、『ナメクジ』や『カタツムリ』を見つけることができます。

これを機会に、よく観察してみてはいかがでしょうか。

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