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アナログのD-SubとデジタルのDVIの違いをわかりやすく解説!画質比較

パソコンとモニタをつなぐケーブルには様々な種類があります。

『D-Sub』と『DVI』も、その中の一つですね。

あなたには、『D-Sub』と『DVI』の違いが分かるでしょうか?

 

はなこ
パソコンをモニタにつなぐ時、『D-Sub』と『DVI』があるでしょ。

あれって、いったい何が違うのかしら?

確か、『D-Sub』は古くからあるケーブルで、『DVI』の方が新しいんじゃなかったっけ?
たろう
はなこ
画質にも違いがあるのかな?

ちょっと調べてみましょうか。

 

今回は、パソコンとディスプレイをつなぐケーブルの『D-Sub』と『DVI』の違いについて解説し、その画質について比較してみましょう。

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アナログの『D-Sub』とデジタルの『DVI』の違い

まずは、『D-Sub』と『DVI』それぞれの規格について見てみましょう。

 

『D-Sub』とは?

『D-subminiature』の略で、コンピューターと周辺機器を接続するためのコネクト規格

のことです。

ディスプレイのみでなく、他にもジョイスティックやマウスなど、様々な周辺機器を接続するために使われ、ピンの数によっても、いくつかのタイプがあります。

9Pin

15Pin

23Pin

25Pin

37Pin

この中で、ディスプレイと接続するコネクタは『15Pin』になります。

アナログ信号を使ってパソコンと周辺機器の間でやり取りするため、パソコンからのデジタル信号がいったんアナログ信号に変換され、さらにディスプレイ側でもう一度デジタル信号に変換されます。

 

なぜ、こういった面倒な処理をしなければならないのか、その理由は、

昔のディスプレイがアナログ信号を画面に出力するタイプだったからです。

そのため、パソコンのデジタル信号をアナログ信号に変換すれば、ディスプレイ側はそのまま出力できたわけですね。

しかし、現在のほぼ全てのディスプレイは、デジタル信号を出力するタイプのものです。

なので、このように複雑な仕様になっているわけですね。

 

『DVI』とは?

『Digital Visual Interface』の略で、ディスプレイやプロジェクタなどの映像出力インターフェース

のことです。

『D-Sub』とは異なり、『DVI』はディスプレイ専用のコネクタ規格です。

『DVI』の場合、パソコンからのデジタル信号をそのままディスプレイ側に送ることができるので、アナログ信号とデジタル信号の変換という面倒な処理が不要です。

しかし、『DVI』の中にはアナログ信号を送ることのできる規格も存在します。

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『D-Sub』と『DVI』の違い

『D-Sub』と『DVI』の主な違いをまとめると、次のようになります。

 

『D-Sub』と『DVI』の違い

  • 『D-Sub』はアナログ信号のみに対応しているが、『DVI』はアナログ/デジタル両方の信号に対応している。
  • 『D-Sub』と『DVI』では、端子の形状が異なる
  • 『D-Sub』と『DVI』では、最大解像度が異なる

 

信号の違いについては、前にも書いたとおりですね。

その他の違いについて、順番に見ていきましょう。

 

端子の形状

15Pinの『D-Sub』端子は、下の画像に示した形状をしています。

D-Sub端子

D-Sub端子

『D-Sub』の名前の由来は、端子の形がDに似ているからです。

中には15本のピンが規則正しく並んでいるのが分かりますね。

 

『DVI』端子は、下の画像に示した形状をしています。

DVIの端子

DVIの端子

ピンの数は全部で29本あり、『D-Sub』より多いです。

 

最大解像度

『D-Sub』の最大解像度は、2048 x 1536 までです。

それ以上の解像度で表示することはできません。

それに対して、

『DVI』の最大解像度は、2560 x 1600 です。

『D-Sub』より画面は広くなりますね。

しかし、この最大解像度にできるのは、『DVI』の中でも『デュアルリンク』という規格だけです。

また、『DVI-A』というアナログ信号用の規格の場合、『D-Sub』と同じ 2048 x 1536 までの解像度になります。

 

『D-Sub』と『DVI』では画質に差はあるの?

『D-Sub』と『DVI』では、画質にどの程度の差があるのでしょうか?

 

『D-Sub』の場合、デジタル信号とアナログ信号の相互変換が必要になります。

なので、

デジタル信号をそのまま送受信することのできる『DVI』に比べると、画像の劣化は避けられません。

 

では、どの程度画像が劣化するのでしょうか?

これは、パソコンに搭載されているグラフィックボードや、ディスプレイに依存します。

グラフィックボードやディスプレイによっては、はっきりと分かるほど劣化することもありますし、劣化がほとんどわからない場合もあります。

前にも書いた通り、解像度は『DVI』の方が広くなります。

ですから、よほどの理由がない限りは、『DVI』を利用するようにしましょう。

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『D-Sub』とは、『D-subminiature』の略で、コンピューターと周辺機器を接続するためのコネクト規格である。
  • 『DVI』とは、『Digital Visual Interface』の略で、ディスプレイやプロジェクタなどの映像出力インターフェースである。
  • 『D-Sub』はアナログ信号のみに対応しているが、『DVI』はアナログ/デジタル両方の信号に対応している。
  • 『D-Sub』と『DVI』では、端子の形状が異なる
  • 『D-Sub』と『DVI』では、最大解像度が異なる

今では、『D-Sub』を利用する理由は、ほとんどなくなりました。

ディスプレイも、『D-Sub』端子を持っていないタイプが多くなっています。

近い将来、『D-Sub』は完全に利用されなくなるでしょう。

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