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ファッションの違い

ストール/マフラー/ショール/スカーフの違いをわかりやすく解説!

ファッションアイテムの中には、

「形も使い方も似ているけど、どこがどう違うの?」

と思うものって、ありますよね。

 

それは、服そのものの話だけではありません。

ファッションに使う小物にも、似たようなものがいろいろあります。

 

たとえば

  • ストール
  • マフラー
  • ショール
  • スカーフ

 

この4つのアイテム、どれも基本は

  • 四角い布である
  • 首や肩に使う

というところは、同じです。

 

でも、マフラーはわりとわかりやすいとはいえ、他の3つは、なんだか区別しにくいですよね。

一体どこがどう違うのでしょうか?

 

ということで今回は

『ストール』、『マフラー』、『ショール』、『スカーフ』の違い

についてお話しします。

ぜひ読んでくださいね!

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『ストール』『マフラー』『ショール』『スカーフ』の違いとは?

ストール、マフラー、ショール、スカーフの違いって何?

『ストール』『マフラー』『ショール』『スカーフ』の違いをチェック

まず『ストール』、『マフラー』、『ショール』『スカーフ』の違いを、ざっとつかんでおきましょう。

 

ストールマフラーショールスカーフ
大判で

  • 長方形
  • 正方形
  • 三角形
かなり細長い長方形大判で

  • 長方形
  • 正方形
  • 三角形
正方形

 

使い方本来は肩掛け

他にも

  • 襟巻
  • ひざ掛け

という使い方もある

首に巻いて使う主に肩掛けとして使う
  • 首に巻く
  • 頭に巻く
  • 頭に被る
  • ウエストに巻く
  • バッグなどの小物に巻いたり結んだりする

など

厚さ薄手のものから厚手のものまである厚手薄手のものから厚手のものまである薄手

透け感があるものも多い

素材
  • 綿
  • ウール
  • カシミヤ
  • シルク
  • レース素材

など

  • ウール
  • ファー
  • カシミヤ

など

  • 綿
  • ウール
  • カシミヤ
  • シルク
  • レース素材

など

  • シルク
  • ウール
  • ポリエステル

など

季節オールシーズンオールシーズンオールシーズン

 

こうして見てみると

  • マフラーとスカーフは他の物とはっきりした違いがある
  • ストールとショールの違いははっきりしない

という感じですね。

『ストール』『マフラー』『ショール』『スカーフ』の違いを解説

では、ストール、マフラー、ショール、スカーフの違いをさらに見ていきましょう。

 

ここでは

  • 大きさや形
  • 使い方
  • 生地の素材や厚さどの季節に使うか

についてお話しします。

 

大きさや形の違い

まず、形を比べてみましょう。

 

『ストール』『マフラー』『ショール』『スカーフ』の中で、概ね形が限られているのは、マフラーとスカーフです。

マフラー

⇒かなり細長い長方形

スカーフ

⇒正方形

のものがほとんどです。

 

ストールとショールは

  • 長方形
  • 正方形
  • 三角形

と、いろいろな形があります。

 

大きさはどうかというと、

ストール・ショール

⇒大判

マフラー

⇒『大きい』と言うより『長い』

スカーフ

⇒だいたい1辺が90㎝くらいまで

 

ストールやショールは、『大判』と書きましたが、大まかな目安としては、

だいたい200㎝×70㎝くらい

と考えれば良いでしょう。

女性が肩から掛けた場合、腰のあたりくらいまでくる大きさです。

ただし実際には、これより大きい物も小さい物もあります。

使い方の違い

使い方の違いは、

マフラー

⇒防寒具として、首に巻いて使う

ストール・ショール

⇒防寒やアクセントとして、肩掛け、ひざ掛けとして使ったり、薄手のものを首に巻いて使ったりすることもある

スカーフ

⇒アクセントとして、首に巻く、頭に巻く、かぶる、ウエストに巻くなど

 

マフラーの役目は、何と言っても防寒です。

もちろんアクセントにもなりますが、寒くない時に『アクセントにマフラーを』という人は、まずいないでしょう。

 

ストールやショールも、もともとは防寒や暑さよけなどのためでした。

もちろん今でも防寒にも使えますが、

  • ファッションのアクセントとして
  • 結婚式など、フォーマルな場でのドレスで肌が出すぎないようにするために
  • 夏の、冷房が効いた電車の中での寒さよけ

というような使い方をすることも多いです。

 

そしてスカーフは、

主にファッションのアクセント

として使われます。

CAさんなどの制服でも、スカーフを首に巻いていたりしますよね。

 

また、スカーフは首に巻くだけでなく

  • 頭に巻く
  • 頭にかぶる
  • ベルトの代わりにウエストに巻く
  • バッグなどに結んだり巻いたりしてアクセントにする

など、使い方のバリエーションがとても豊富なアイテムです。

生地の素材や厚さの違い

生地の素材や厚さはどうでしょうか。

まず、マフラーは

  • ウール
  • ファー・フェイクファー
  • カシミヤ
  • アンゴラ

など、温かい素材でできています。

ストールやショールは

  • 綿
  • ウール
  • カシミヤ
  • シルク
  • レース

など、いろいろな素材でできていて、バリエーションもかなり多いです。

ですから、いろいろな場面に対応することができます。

スカーフはどうかというと、これも

  • シルク
  • ウール
  • リネン
  • ポリエステル

と、これも様々。

 

スカーフはおおむね薄手で、透け感のあるものも多いです。

ウールのものは、スカーフの中では比較的厚手のほうですが、ニットのマフラーのようなものは少ないです。

使う季節の違い

ストールやマフラー、ショール、スカーフを使う季節を比べてみると、

マフラー

⇒晩秋辺りから春の初めあたりまで(寒い時期)

ストール・ショール・スカーフ

⇒一年を通じて使うことができる

 

素材もデザインもいろいろですから、季節や場面に合うものを選ぶと良いですよ。

 

ちなみに、

ストールやショールは、真夏にも活躍してくれます。

筆者も夏の野外ライブに薄手のストールを持って行ったことがあります。

行き帰りの電車の中

⇒肩に掛けて冷房の寒さよけ

野外ライブの時

⇒頭からかぶって日差しや暑さよけ

というように使えて、とても重宝しました。

語源や起源はどう違う?

さて、ここまで

  • ストール
  • マフラー
  • ショール
  • スカーフ

の違いについてお話してきましたが、ここからは、それぞれの語源や起源などについてお伝えしましょう。

 

『ストール』の語源

『ストール』という言葉の語源は、『ストラ』という言葉です。

この言葉には、

  • カトリック教徒が肩に掛けていたもの
  • 古代ローマの女性の外衣のこと

という、2つの説があります。

 

キリスト教では、宗派によっては、今でも神父さんや牧師さんがストールを肩から掛けていることもあります。

 

それから、古代ローマの女性の外衣としての『ストラ』について。

これは、

『チュニック型ワンピース』の原型

とも言われているそうです。

実は古代ローマの衣服から発展したアイテムは、けっこうたくさんあります。

私達も普段着ている、シャツやブラウスなども、その1つなんですよ。

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『マフラー』の語源

『マフラー』は、19世紀ごろ、

防寒用の、ウール製の小型スカーフを『マフラー』と呼んだのが起源だ

と言われています。

 

語源は、

英語の『muffle』(『包む』『覆う』という意味)

という言葉。

これは、オートバイなどに付いている消音のための『マフラー』と同じ語源です。

『覆って音を小さくする』

という意味から『マフラー』と言われるようになったとのこと。

 

ちなみに、『マフラー』という言葉は、広い意味では

『首や肩、顔、頭などを包む長方形の布の総称』

でもあります。

 

ですから、広い意味では

  • ストール
  • ショール
  • スカーフ

も、『マフラー』の中に入るのです。

 

また、海外ではスカーフも『マフラー』という分類で売られていることもあります。

 

『ショール』の起源

ショールは、

インド(カシミール地方)の、男性の民族衣装が起源

と言われています。

その民族衣装は、東洋の中では最も原始的な服の1つと言われています。

 

ショールは、元々は

  • 防寒
  • 暑さよけ
  • 砂やほこりをよける

というふうに使われていたものでした。

 

それがヨーロッパに渡って、18世紀後半から19世紀にかけては

  • 婦人が室内で使う、オシャレ目的の肩掛け
  • 馬車で出かける時の、男性用のほこりよけ

などとして使われたこともあったとのことです。

 

ショールが日本に入って来たのは、明治以降。

『着物の上から羽織れる』

ということで普及していったそうです。

 

スカーフの起源

『スカーフ』は、

16世紀のイギリスで、首回りを飾るのに布が使われていたのが始まり

と言われています。

 

それが発展して

  • ちょっとした防寒具として
  • 男性のネクタイとして
  • 教会で、女性がかぶるベールとして

というように、いろいろな使われ方をするようになりました。

 

ちなみに、セーラー服では、布を襟の下に巻いて前で結んでいますよね。

あれもスカーフです。

このスカーフは兵士が手ぬぐい代わりに使う布を、襟の下に巻いていたものと言われています。

 

『ストール』と『ショール』の区別は難しい

これはストール?ショール?

ストールとショールは、結局どう違うの?

さて、ここまで比べてきましたが、

ストールとショールは、だいたい一緒に紹介してきましたよね。

「で、結局『ストール』と『ショール』ってどう違うのよ?」

と思った人も多いのではないかと思います。

 

実は、

『ショールとストールは、素材も見た目も、違いがはっきりしなくなってきている』

というのが実際のところなのです。

 

『ストールより大判で厚手のものがショール』

と言う人もいます。

でも、ストールより薄手のショールもありますし、ショールより厚手のストールもあります。

どちらも、素材も厚さも大きさも、いろいろですからね。

ですから、

必ずしも『ショールの方が大きくて厚手』とは言い切れません。

 

また、ネットショップなどを見ると、

1つのアイテムに『ショール ストール』と書いてあるものも、少なからずあります。

ショップでも、ショールとストールをはっきり区別していないこともあるようです。

『ストールはいいけどショールはダメ』ってことがある!?

今回いろいろと調べる中で、

「ドレスコードで、『ストールは良いがショールはダメ』ということがある」

という話を見つけました。

 

でも、ストールとショールの区別が難しいのに、万が一そんなことがあったら困ってしまいますよね。

 

そんな時、最も確実な方法は、フォーマルウェアを扱っているお店の人に、

  • どんな場に、どんな立場で出席するのか
  • ドレスコードの内容

を伝えて、どんなものを用意すると良いか、相談してみることです。

 

もし自分で判断しなければならない時は、

『ストールより大判で厚手の物が、ショールと呼ばれることが多い』

これを目安にして、あまり大きくなく、薄手の物を選べば、大丈夫ではないでしょうか。

 

いずれにせよ、

一番大事なのは、『その場に合う装いであること』です。

ですから、出席する場やあなたの立場に相応しいものであれば、

『羽織っているものがストールかショールかで、ドレスコードに合うの合わないのでもめる』

なんてことにはならないでしょう。

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まとめ

『ストール』、『マフラー』、『ショール』、『スカーフ』の違いは

マフラー

⇒寒い時期に防寒のために首に巻くもので、細長い

スカーフ

⇒1辺が90㎝くらいまでの正方形の布で、薄手の物が多く、首に巻く他にも、いろいろな使い方をする

ストールとショール

⇒基本的には肩に掛けて使うもので、大判の物が多く、素材や厚さ、形はバリエーションに富んでいる

ということです。

 

そしてストールとショールの違いは、

『ショールは、ストールより大判で厚手と言われることが多い』

という程度で、実際には、ショールとストールの区別ははっきりしているわけではありません。

『発祥の地は別でありながら、区別が付きにくくなってしまう』

なんてこともあるんですね。

それも、ファッションの自由さゆえなのでしょう。

 

ストールもマフラーも、ショールもスカーフも、実用的でありながら素敵なアクセントにもなるアイテムです。

ぜひ、使ってみてくださいね!

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