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真実と事実の違いをわかりやすく解説!正しい使い分け方を例文で紹介

『真実』と『事実』、どちらもよく知られた言葉ですね。

しかし、それぞれの違いについて説明しなさい、と言われたら、あなたは答えられますか?

 

はなこ
『真実』と『事実』って、どちらも似た言葉よね。
そうだね。

日常でも使うことのある言葉だけど、きちんと使い分けられているかと聞かれると自信がないな。

たろう
はなこ
じゃあ、いったい何が違うのか、ちょっと調べてみましょうか。

 

今回は、『真実』と『事実』の違いについて解説し、正しい使い分け方を例文を使って紹介します。

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『真実』と『事実』の違い

まずは、『真実』と『事実』それぞれの意味について見てみましょう。

 

『真実』とは?

嘘や飾りのない、本当のこと

を意味します。

話している内容に嘘偽りがなければ、

「その人は真実を語っている。」

ということになります。

 

『事実』とは?

実際に起こった、または、あった事柄

を意味します。

話している内容が、実際に起こったり、あったりした事柄ならば、

「その人は事実を語っている。」

ということになります。

 

『真実』と『事実』の違い

『真実』は、本当のことを指し、『事実』は実際にあったことを指しています。

実際にあったことは、本当のことでもあるわけですから、同じ意味に見えますよね。

では、それぞれの違いは何なのでしょうか?

 

『真実』と『事実』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『真実』と『事実』の違い

  • 『真実』は主観的なものであり、『事実』は客観的なものである。
  • 『真実』は複数あるが、『事実』は一つである

 

『真実』は、主観的なものです。

ある事柄に対して、嘘偽りなく思ったり話した内容は『真実』になります。

その内容は、人によって変わる可能性がありますよね。

ですから、

『真実』は複数あります。

 

『事実』は客観的なものです。

ある事柄について、主観を入れずにありのままに説明した内容は『事実』になります。

その内容は、誰が説明しても同じです。

ですから、

『事実』は一つしかありません。

 

いくつか、例を見てみましょう。

メールを受け取ったOL

メールを受け取ったOL

この写真について、『事実』は

『女性がスマホを操作している』

ことです。

これは、見たものをありのままに説明した内容ですね。

その中には主観は全く入っていません。

それに対して、『真実』は

『私はスマホを見て驚いた』

となります。

『驚いた』という表現は、この女性の嘘偽りのない感情を表しています。

 

デート中

デート中

この写真では、『事実』は

『男女が手をつないで歩いている』

となります。

これは、誰が見ても変えようがありませんよね。

しかし『真実』は、

『恋人同士がデート中である』

となります。

第三者が見て、嘘偽りなく思ったことを口にしているのですから、これは『真実』です。

しかし、そこには主観が入っていますから、『事実』にはなりません。

 

『真実』と『事実』の正しい使い分け方

『真実』と『事実』の違いが分かったので、ここで正しい使い分け方について見てみましょう。

 

彼がお金を盗んだことは周知の事実だ。

『周知の事実』とは、『広く知られている事実』のことを表す慣用句です。

『周知の真実』という言葉はないので注意しましょう。

 

彼女がAさんと付き合っているという噂は事実無根だ。

『事実無根』とは、『事実』であるとする根拠がないことを表しています。

この場合も、『真実無根』とは言いませんね。

 

彼女は、Aさんと付き合っていると言いふらして既成事実を作ろうとしている。

『既成事実』とは、すでに起こってしまい承認すべき事柄を表します。

これも四字熟語としてよく使われる言葉ですね。

 

この試合は、優勝候補同士の争いになるので、事実上の決勝戦だ。

『事実上の』という言葉は、形式はともかく実際にはそうであることを意味します。

『真実上の』という言葉はないので注意しましょう。

 

彼の話には、どうも真実味がない。

『真実味』という言い回しはよく使われます。

本当のことである様子・感じを表す言葉ですが、『事実味』とは言いません。

 

彼が真実を話しているのか疑わしい。

先ほどの例文と同じ意味を違う言い回しで書いています。

『本当のこと』という意味で『真実』という言葉が使われていますね。

 

みんなを納得させるため、どうか真実を話して下さい。

何らかの事柄が起こった時に、その原因を知りたい場合、こういった言い方をしますね。

『事実』についてはすでに分かっていて、その真相を知りたいという意味なので、『真実』を使うのが正しいです。

 

彼は、真実一路に芸を磨いてきた。

『真実一路』は、嘘偽りのない真心のまま一筋に進むことを意味します。

これも、四字熟語としてよく使われる言葉ですね。

 

はなこ
『真実』も『事実』も、慣用句として使われることが多いみたいね。
他にもいろいろな使い方があるから、探してみると面白いかもね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『真実』とは、嘘や飾りのない、本当のことである。
  • 『事実』とは、実際に起こった、または、あった事柄である。
  • 『真実』は主観的なものであり、『事実』は客観的なものである。
  • 『真実』は複数あるが、『事実』は一つである

『真実』と『事実』の違いや使い分け方について紹介しました。

意味をよく理解して、使い間違えのないようにしましょうね。

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