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UbuntuとUbuntu MATEの違いをわかりやすく解説!使い分け方をチェック

有名なLinuxのディストリビューションとして、世界中で使われている『Ubuntu』。

様々な派生品がありますが、その中で最近『Ubuntu MATE』が注目されています。

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』、いったいどんな違いがあるのか、気になりますよね。

 

はなこ
Linuxを立ち上げようと思っているんだけど、やっぱり『Ubuntu』が一番いいのかな?
最近、『Ubuntu MATE』という新しい派生品が話題になってるよ。
たろう
はなこ
ふーん。

いったい、何が違うの?

違いについては僕もよく知らないんだ。
たろう
はなこ
じゃあ、ちょっと調べてみましょうか。

 

今回の記事では、『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の違いについて解説します。

また、この記事を読むことで、その使い分け方が理解できるようになりますよ!

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『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の違い

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の違いについて解説する前に、『Ubuntu』について、おさらいしておきましょう。

 

『Ubuntu』とは?

『Ubuntu』は、Linuxディストリビューションの一つです。

Linuxには、『Fedora』や『Debian』など、様々なディストリビューションが存在します。

デスクトップ用やサーバー用、機能が充実しているものから、できるだけ軽量にしたものまで、様々な種類があります。

 

『Ubuntu』は、『Debian』をベースに、デスクトップパソコン用途で開発されたディストリビューションです。

開発目標は、

『誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS』

を提供することで、使いやすさを重要視している特徴があります。

そのため、様々なアプリケーションが最初からインストールされています。

また、常駐していることから、

リソースを大量に消費するディストリビューション

としても有名ですね。

『Ubuntu』には、利用しているデスクトップ環境によって『Kubuntu』『Xubuntu』『Lubuntu』など様々な派生品があります。

『Ubuntu MATE』は、『Ubuntu』の派生品の一つになります。

 

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の違い

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の違い

  • 『Ubuntu』はデスクトップ環境にGNOME』を採用し、『Ubuntu MATE』はMATE』を採用している。
  • 『Ubuntu』よりも『Ubuntu MATE』のほうが動作は軽い
  • 『Ubuntu』のLTSのサポート期間は5年、『Ubuntu MATE』の場合は3年である。

 

デスクトップ環境の違い

『Ubuntu』は、デスクトップ環境に『GNOME』を採用しています。

『GNOME』は、他のディストリビューションでも多く用いられている有名なデスクトップ環境です。

『Gtk+』というツールキット(GUIを構築するためのライブラリ)を利用しています。

多機能ですが、非常に重いため、軽量化を目指したディストリビューションでは利用されていません。

 

『Ubuntu MATE』は、その名の通り『MATE』を用いて構築されています。

『MATE』は、古いバージョンの『GNOME』である『GNOME2』を元に開発されたデスクトップ環境です。

しかし、現在では『GNOME』と、ほとんど同じライブラリを利用しているため、

GUI部分以外については実質的に『GNOME』と同じ

と見てもいいでしょう。

『GNOME』に比べると

消費するリソースが少なく、軽量である

という特徴があります。

 

パフォーマンスの違い

『Ubuntu』は、誰もが利用できるOSであることを目指して作られています。

そのため、簡単に利用できるように、様々な設定を行うためのGUIが用意されていたり、アプリケーションも最初からひと通り揃っていたりします。

しかし、それだけたくさんのリソースを消費するため、

動作が非常に重い

という問題を抱えています。

環境によっては、Windows10よりも重いと言われることもあるほどです。

かなりのスペックを持ったパソコンでなければ、快適に使うことはできません。

 

『Ubuntu MATE』は、『Ubuntu』に比べると消費するリソースが少ないという利点があります。

例えば、使用メモリを比べてみると、『Ubuntu』は最低でも1GB程度のメモリが必要になりますが、『Ubuntu MATE』は400MB程度と半分以下のリソースで済みます。

 

LTSのサポート期間の違い

LTSとは、『Long-Term Support』の略で、長期サポートを意味します。

『Ubuntu』や『Ubuntu MATE』には、通常版とLTS版の二種類が存在します。

通常版は、常に最新のソフトウェアが利用できますが、

『サポートが短い』

という特徴があります。

ですから、常に最新状態で利用したい場合は、通常版のほうがいいのですが、

サポート期間が短いことから頻繁にアップデート

が必要になります。

例えば、会社でサーバー用途に利用したり、家庭でもできるだけ長く同じものを使うようにしたい場合は、通常版では都合が悪いわけです。

 

一方のLTSは、アップデートの手間をできるだけ少なくしたい場合にピッタリです。

通常版の場合、『Ubuntu』も『Ubuntu MATE』も9ヶ月しかサポートされていません。

しかし、

LTSならば『Ubuntu』で5年、『Ubuntu MATE』で3年のサポートが受けられます。

 

はなこ
『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』では、デスクトップ環境が異なるのね。
結果として、『Ubuntu MATE』のほうが軽量で必要なスペックも高くないということだね。
たろう

 

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』の使い分け方

Ubuntuデスクトップ

Ubuntuデスクトップ

『Ubuntu』と『Ubuntu MATE』は、どのように使い分ければいいでしょうか?

もし、持っているパソコンが最新のCPUを搭載したマシンならば、『Ubuntu』を使えば、そのまますぐに利用できるようになります。

しかし、パソコンが古い場合、『Ubuntu』では重すぎて使い物にならない可能性があります。

『Ubuntu』の場合、CPUは2GHz以上のクロックで2コア、メモリは4GBが推奨となっています。

ですから、スペックがそれより低い場合は『Ubuntu』は避けたほうがいいでしょう。

 

『Ubuntu MATE』の場合、CPUはクロック1.6GHz以上、メモリは2GB以上が推奨です。

『Ubuntu』と比べると、半分程度のスペックでも十分動作することになりますね。

また、『Ubuntu MATE』は

カスタマイズ性に優れている

という特徴があります。

 

インストールしてすぐに利用したいのなら『Ubuntu』のほうが適しています。

しかし、

自分の好みに合わせていろいろとカスタマイズしたいのであれば、『Ubuntu MATE』のほうがいいでしょう。

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『Ubuntu』は、デスクトップ環境にGNOME』を採用し、『Ubuntu MATE』はMATE』を採用している。
  • 『Ubuntu』のLTSのサポート期間は5年、『Ubuntu MATE』の場合は3年である。
  • 『Ubuntu MATE』は、『Ubuntu』の半分程度のスペックでも動作するくらい軽い。
  • インストールしてすぐに使いたいのなら『Ubuntu』、カスタマイズをしたいのなら『Ubuntu MATE』がおすすめ。

現在では、ブラウザやメール、音楽や動画など、ほとんどのことはLinux上でも可能です。

あなたも一度、『Ubuntu』や『Ubuntu MATE』を試してみてください。

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