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awaitとwaitの違いをわかりやすく解説!意味や使い分け方をチェック

英語で『待つ』といえば、たいていの人は『wait』を思い浮かべるでしょう。

しかし、同じ意味の単語に『await』があります。

この2つ、いったい何が違うのでしょうか?

 

はなこ
『待つ』って意味の単語に『await』と『wait』があるでしょ?

あれって、何が違うのか知ってる?

どちらも同じ意味だよね。

違いなんかないと思うけど。

たろう
はなこ
じゃあ、2つの言葉に分かれる意味がないでしょ。

きっと、何か違いがあるのよ。

 

今回は、英語の『await』と『wait』の違いについて解説します。

これを読めば、使い分け方もバッチリ分かりますよ。

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『await』と『wait』の意味

『await』と『wait』の意味を辞書で調べると、たいていは次のように書かれています。

 

『await』の意味

  1. (人が物事を)期待する、待ち望む
  2. (物事が人に)起ころうとする、(物事が人を)待ち構える、待ち受ける

 

『wait』の意味

  1. (何かが起きるまで)待つ、とどまる、待機する
  2. (物事が人のために)準備ができている、用意されている

 

それぞれ、『待つ』という行為は同じですが、少しニュアンスが違いますよね。

『wait』の場合は、何かを単に『待つ』という意味になります。

それに対して『await』では、『期待して待つ』という風に感情が表現されます。

つまり、

『await』のほうがよりドラマチックな表現となるわけですね。

 

『await』と『wait』の違い

『await』と『wait』の意味から、ニュアンスに違いがあることが分かりました。

しかし、この2つの言葉には、他にもいくつかの違いがあります。

 

『await』と『wait』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『await』と『wait』の違い

  • 『await』は、『期待して待つ』という風に感情が表現されている。
  • 『await』は、主に他動詞として、『wait』は主に自動詞として使われる。
  • 『wait』は、名詞としても使うことができる。
  • 『await』の後は無生物が続く。

 

ニュアンスの違い

前にも書きましたが、

『await』には何かを期待しながら待つという感情がプラスされています。

Something awaits beyond these palace walls.

Something waits beyond these palace walls.

上の例文は、映画『アラジン』の中で歌われる『These Palace Walls(壁の向こうへ)』の歌詞です。

上側はジャスミンが歌う箇所、下側は他の女中が歌う箇所ですが、違いは『awaits』と『waits』だけですよね。

ジャスミンが歌う歌詞は、

『壁の向こうで、何かが期待しながら待っている。』

という意味になります。

女中たちが歌う歌詞は、

『壁の向こうで、何かが待っている。』

という意味ですね。

つまり、

『その何かは、ジャスミンのことをずっと待っている。』

ということが、『await』という言葉ひとつの中に込められているわけです。

 

このあたりが理解できるようになると、映画もまた違った見方ができるようになりますよ。

 

文法上の違い

『await』は、他動詞として使う場合が圧倒的に多いです。

しかし、

『wait』は、主に自動詞として使われます。

『await』を自動詞として使う場合や、『wait』を他動詞として使う場合もありますが、その比率は非常に少ないです。

Someone awaits your arrival.

⇒誰かがあなたの到着を期待して待っています。

Someone waits for you.

⇒誰かがあなたのことを待っています。

『awaits』の後には目的語が続きますが、『waits』の後は『for』という前置詞ですね。

『wait for』で『待つ』という意味の熟語になるので、これは覚えておきましょう。

 

また、

『wait』は名詞として使うことができます。

Sorry about the wait.

⇒お待たせしてすみません。

 

待つ対象の違い

『await』の場合、後に来るものは一般的に無生物です。

『wait』は、どちらの場合にも使うことができます。

I am awaiting your mail.

⇒私は、あなたのメールを期待して待っています。

I am waiting for your mail.

⇒私は、あなたのメールを待っています。

I am awaiting you.

→私は、あなたのことを期待して待っています。

I am wating for you.

⇒私は、あなたのことを待っています。

I am awaiting you.

という言い方はしませんので注意しましょう。

 

『await』と『wait』の使い分け方

駅で電車を待つ女性

『await』=『wait for』

なので、後に続くものが無生物なら、どちらを使っても意味は通じます。

しかし、

後に続くものが生物の場合は、必ず『wait for』を使うようにしましょう。

また、『await』には、『期待して待つ』という感情が込められています。

ですから、単に待つだけの場合に『await』を使うのは少し大げさですね。

 

I am awaiting an answer from my lawyer.

⇒私は、弁護士からの回答を期待して待っている。

I am waiting for an answer from my lawyer.

⇒私は、弁護士からの回答を待っている。

I awaited your arrival all night.

⇒私は、あなたの到着を一晩中待った。

I waited for you all night.

⇒私は、あなたを一晩中待った。

 

はなこ
使い分け方もわかったから、もうこれで大丈夫ね。
どちらかと言えば、『wait for』を使うほうが無難な気もするけどね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『await』は、『期待して待つ』という風に、感情が表現されている。
  • 『await』は、主に他動詞として、『wait』は主に自動詞として使われる。
  • 『wait』は、名詞としても使うことができる。
  • 『await』の後は、無生物が続く。

一般的には、『await』よりも『wait for』のほうが多く使われています。

どちらを使えばいいか迷ったら、『wait for』を使っておけば、たいていは大丈夫ですよ。

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