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『沼』『池』『湖』『泉』の違いをわかりやすく解説!定義をチェック

『水が溜められている場所を表す言葉』

はたくさんありますね。

『沼』に『池』、『湖』や『泉』という言い方もあります。

それぞれ、定義があるのですが、どんなものなんでしょうか?

 

はなこ
この間、『五色沼』ってところに行ったんだけど、『沼』というより『湖』みたいだったわ。
すごくきれいだって聞いたことがあるよ。
たろう
はなこ
ところで、『沼』とか『池』とか名前がついているけど、いったい何が違うのかな?
『湖』や『泉』もあるね。

大きさじゃないのかな?

たろう
はなこ
それだけなのかな?

ちょっと、調べてみましょうか。

 

今回は、『沼』『池』『湖』『泉』の定義から、その違いを解説します。

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『沼』『池』『湖』『泉』の定義

まずは、『沼』『池』『湖』『泉』それぞれの定義について見てみましょう。

 

『沼』の定義

一般に、水深5m以内の水域で、水生植物に占められ、透明度が低く、規模があまり大きくないもの

を指します。

いろいろな条件がありますが、

水深5m以内

であることと、

水底に植物が生えている

ことが重要です。

 

『池』の定義

くぼ地に水が自然に溜まったところ、及び地面を掘って水を溜めたところ

を指します。

『池』については、『沼』ほど細かい条件はありません。

ただ、

人工的に作った水域は『池』に該当すること

を覚えておきましょう。

 

『湖』の定義

『湖沼』のうち、深い水底を持ち、少なくとも中央部に水生植物が生えないもの

を指します。

『沼』と『湖』を合わせて『湖沼』といいます。

その中で、

  • 水深が深く
  • 少なくとも中央に水生植物が生えていない

ものが『湖』です。

どれくらいの水深なら『湖』になるのでしょうか?

『沼』の場合、水深が5m以内という条件がありましたね。

ですから、

水深が5m以上あれば『湖』と考えることができます。

 

『泉』の定義

水が湧き出るところ

を指します。

違いが最も分かりやすいのは『泉』で、

湧き水があること

が『泉』であることの絶対条件です。

 

はなこ
なんだか、はっきりしない定義ね。
『沼』と『湖』が一番分かりにくいね。
たろう

 

『沼』『池』『湖』『泉』の違い

旧川原湯温泉

旧川原湯温泉

『沼』『池』『湖』『泉』の主な違いをまとめると、次のようになります。

 

『沼』『池』『湖』『泉』の違い

  • 『沼』『池』『湖』は水が溜まったところ、『泉』は水が湧き出るところである。
  • 『沼』『湖』は自然にできた水域、『池』は人工的に作られた水域を指す。
  • 『沼』は水深が5m以内、『湖』は水深5m以上である。
  • 『沼』の規模は比較的小さく、『湖』の規模は比較的大きい
  • 『沼』の全面には底に植物が生えているが、『湖』には少なくとも中央には植物が生えていない

 

『沼』『池』『湖』と『泉』の違い

『泉』は、他の3つに比べて違いがはっきりしています。

『沼』『池』『湖』は、水が溜まってできた水域です。

しかし、

『泉』は湧き水によってできた水域です。

ですから、川の源流にあたる場所は『泉』と呼ばれることがあります。

また、御神体として祀られていることが多いのも、『泉』の特徴ですね。

 

山などに登ることがない限り、『泉』を見ることはないですが、実は旅行などで、よく利用する施設があります。

それが『温泉』です。

『温泉』は、温かい(時には熱い)湯が湧き出るところですから、立派な『泉』の一つですね。

 

『沼』『湖』と『池』の違い

『沼』『湖』と『池』の違いには、一つはっきりしたものがあります。

人工的に作られた水域は、『沼』『湖』ではなく、必ず『池』です。

しかし、自然にできた水域を『池』と呼ぶ場合もあります。

その場合、『湖』ほど規模の大きくないものを指すので、『沼』に非常に近いですね。

なお、ダムの人工湖は、環境省では『池』に分類していますが、『地学』では『河川』と『湖沼』の中間的存在と見なしています。

 

『沼』と『湖』の違い

一般的に、『沼』は規模が小さく、『湖』は規模が大きいという違いがあります。

しかし、どの程度の大きさから『湖』になるのか、明確な定義はありません。

その指針となるのは、広さではなく深さです。

水深5m以内の場合は『沼』、水深5m以上の場合は『湖』となるのが一般的です。

また、

『沼』の水底には、全体的に水生植物が生えています。

『湖』の場合、水深の浅い水辺近くには生えているかも知れませんが、中央には植物が存在しません。

 

『沼』と『湖』は、その違いがあいまいなため、『沼』に見える『湖』や、『湖』に見える『沼』も実際にあります。

また、福島県の『沼沢沼』が『沼沢湖』に、静岡県の『狸沼』が『田貫湖』に改称されたように、呼び方を変えた『湖沼』が少なからずあるのも事実です。

 

はなこ
結局、『沼』『池』『湖』の3つは違いもあいまいなのね。
全部同じ名前に統一すればスッキリするんだけど、そういうわけにもいかないのかな。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『沼』『池』『湖』は、水が溜まったところ、『泉』は、水が湧き出るところである。
  • 『沼』『湖』は、自然にできた水域、『池』は人工的に作られた水域を指す。
  • 『沼』は、水深が5m以内、『湖』は水深5m以上である。
  • 『沼』の規模は比較的小さく、『湖』の規模は比較的大きい
  • 『沼』の全面には底に植物が生えているが、『湖』には少なくとも中央には植物が生えていない

『沼』『池』『湖』は、古くから伝えられてきた名前に、すでに付いている場合も多いですよね。

ですから、定義があいまいになってしまうのも、仕方のないことなのでしょう。

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