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旧約聖書と新約聖書の違いをわかりやすく解説!内容をチェック!

ホテルでよく見かける聖書。

読んだことがありますか?

聖書には『旧約聖書』と『新約聖書』の2種類がありますよね。

いったい、2つは何が違うのでしょうか?

 

はなこ
この間、聖書を初めて読んだの。

結構おもしろいことが書いてあったわよ。

『旧約聖書』と『新約聖書』のどちらを読んだの?
たろう
はなこ
それが、どちらなのか分からないのよね。

違いもよく知らないし。

たしかに、違いを聞かれても僕もよく知らないや。
たろう
はなこ
じゃあ、ちょっと調べてみましょうか。

 

今回は、『旧約聖書』と『新約聖書』の内容を紐解いて、その違いについて解説します。

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『旧約聖書』と『新約聖書』の内容は?

『旧約聖書』と『新約聖書』には、どんな内容が記載されているのでしょうか?

よくある認識の誤りとして、

『旧約聖書』は古い翻訳、『新約聖書』は新しい翻訳である

ということがあります。

でも、字をよく見ると、『訳』ではなく『約』ですよね。

この『約』は『契約』や『約束』という意味を持っています。

つまり、『人間』と『神様』との『契約』について書かれた本が『旧約聖書』『新約聖書』というわけです。

 

『旧約聖書』の内容

『旧約聖書』には、『神様』との古い契約について書かれています。

最初にあるのが、『神様』が世界を作ったという『創世記』ですね。

神は「光あれ」と言われた。

すると光があった。

という有名な文章があります。

『アダム』と『イヴ』の話や、『ノアの方舟』、『モーゼの十戒』が登場するのも『旧約聖書』になります。

そして、

『旧約聖書』には、イスラエルの民(のちのユダヤ人)の歴史が記されています。

イスラエルの民の先祖である『アブラハム』をはじめとして、『イサク』『ヤコブ』『モーゼ』『ダビデ』『ソロモン』などの有名な人物が登場します。

 

『新約聖書』の内容

『新約聖書』には、『マタイ』『マルコ』『ルカ』『ヨハネ』の4人が書いた福音書というものがあります。

また、『使徒行伝』という、初代キリスト教社会の活動などが記載された文章や、様々な手紙の内容などが掲載されていることも特徴のひとつですね。

その中には、イエス・キリストの生涯と、その教えが記されています。

この本をまとめたのは、ほとんどが『パウロ』という人物です。

しかし実は、『パウロ』はイエス・キリストの没後にキリスト教信者になった人物です。

イエス・キリストと直接会ったことのない『パウロ』が、本当にイエス・キリストの生涯やその教えを記述できたのか?という意見も、研究者の中にはあります。

 

はなこ
そう言えば、『光あれ』って言葉が書いてあったわね。
じゃあ、『旧約聖書』のほうを読んだわけだね。
たろう

 

『旧約聖書』と『新約聖書』の違い

Cross Holy Book

Cross Holy Book

『旧約聖書』と『新約聖書』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『旧約聖書』と『新約聖書』の違い

  • 『旧約聖書』は主にイスラエルの民の歴史、『新約聖書』は主にイエス・キリストの生涯について書かれている。
  • ユダヤ教では『旧約聖書』しか用いないが、キリスト教では『旧約聖書』と『新約聖書』の両方を用いる。
  • 『旧約聖書』は、『人間』と『神様』の間の古い『契約』について、『新約聖書』は新しい『契約』について書かれている。
  • 『旧約聖書』を書いたのはイスラエルの民、『新約聖書』を書いたのはキリスト教信者

 

それぞれ、順番に詳しく見ていきましょう。

 

内容の違い

『旧約聖書』に書かれている主な内容は、イスラエルの民の歴史です。

先祖となる『アブラハム』から、その子供『イサク』、さらにその子供『ヤコブ』という具合に、どんな人物がどんなことをしたのか、細かく記されています。

イスラエルの民であるユダヤ人たちは、この『旧約聖書』に登場する人たちを『自分の先祖である』と考えているわけですね。

『新約聖書』に書かれているのは、イエス・キリストの生涯です。

イエス・キリストが誕生した場面から、十字架に磔にされた場面、そして復活の場面までが描かれています。

それとともに、イエス・キリストの教えや起こした奇跡についても書かれているわけですね。

 

宗教での違い

ユダヤ教では、『旧約聖書』しか用いず、『新約聖書』は使いません。

なので、ユダヤ教の中では『旧約聖書』『新約聖書』という区別はなく、聖書はただ一つとなります。

ユダヤ教ではイエス・キリストのことを救い主(メシア)とは認めていないわけですね。

キリスト教の場合、『旧約聖書』『新約聖書』のどちらも用います。

『新約聖書』は、キリスト教の信者によって書かれた書物ですから、これは当然ですね。

よく、『旧約聖書』はカトリック、『新約聖書』はプロテスタントが使うという話を聞きますが、これは誤りです。

どちらの場合も、両方使いますよ。

 

契約の違い

『旧約聖書』に登場する『人間』と『神様』の間の『契約』は、あの有名な『モーゼの十戒』です。

「わたしの他に神があってはならない」

から始まる10個の『契約』のことですね。

しかし、『人間』はこの『契約』を破ることになります。

この行為は、『人間』の罪と呼ばれるものです。

そこで『神様』はどうしたのかと言うと、罰する代わりに新たな『契約』を結びます。

それが描かれているのが『新約聖書』です。

福音とは、イエス・キリストが『人間』の罪のために命を落とし、やがて復活したことを意味します。

そのイエス・キリストを救い主として敬う、ということが新たな『契約』となったわけですね。

 

著者の違い

著者については明らかに別ですね。

『旧約聖書』はイスラエルの民であるユダヤ人が書いた書物です。

しかし、

『新約聖書』はキリスト教の信者が書きました。

 

はなこ
『新約聖書』のほうも読んでみようかな。
聖書にはいい話が多いと言うから、キリスト教信者でなくても一度は読んでみたほうがいいのかもね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『旧約聖書』は主にイスラエルの民の歴史、『新約聖書』は主にイエス・キリストの生涯について書かれている。
  • ユダヤ教では『旧約聖書』のみを用いるが、キリスト教では『旧約聖書』と『新約聖書』の両方を用いる。
  • 『旧約聖書』は、『人間』と『神様』の間の古い『契約』について、『新約聖書』は新しい『契約』について書かれている。
  • 『旧約聖書』を書いたのはイスラエルの民、『新約聖書』を書いたのはキリスト教信者

聖書には、ためになる話もあります。

この機会に、一度読んでみてください。

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