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【AMDのCPU】RyzenProの違いをわかりやすく解説!スペック比較!

AMDといえば、Intelと並びCPUを生産しているメーカーとして有名ですね。

また、NVIDIAと並び、グラフィックボードを生産しているメーカーとしても知られています。

そんなAMDの販売しているCPUには『RyzenPro』があります。

このCPU、通常の『Ryzen』とは何が違うのでしょうか?

 

はなこ
AMDのCPUが気になるのよね。
急にどうしたの?
たろう
はなこ
パソコンを組み立てようと思っているんだけど、CPUをどうしようか迷っているの。
AMDなら『Ryzen』かな。

そう言えば、『RyzenPro』という製品もあるね。

たろう
はなこ
それって、『Ryzen』とは何が違うの?

 

今回は、『RyzenPro』と『Ryzen』の違いを解説します。

『RyzenPro』同士のスペックについても比較してみますよ。

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【AMDのCPU】『RyzenPro』と『Ryzen』の違い

『Ryzen』は、主にミドル~ハイエンド向けに開発されたCPUです。

『Zen』と呼ばれるマイクロアーキテクチャーが採用され、『Radeon Vega』という強力な内蔵グラフィックスを搭載しています(搭載していないモデルもあり)。

2020年3月現在の最新は、第三世代の『Ryzen』になります。

 

では、『RyzenPro』と『Ryzen』では、いったい何が異なるのでしょうか?

『RyzenPro』は、『AMD Guard MI』という機能を搭載しています。

実は、他のスペック等については『RyzenPro』も『Ryzen』も変わりありません。

 

『AMD Guard MI』とは?

『AMD Guard MI』は、簡単に言えばセキュリティを強化するための機能のことです。

セキュリティというと、OSなどに施されるものを思い浮かべますよね。

さらにセキュリティを強化するために、CPUに対しても対策を施したのが『AMD Guard MI』です。

主に、次の機能があります。

 

AMDメモリーカード

メモリーの情報を、OSに依存することなく暗号化します。

何らかの手段でメモリーの情報を読み取られても、暗号化されているので、解読しない限り内容を知られることがないわけですね。

 

セキュア・ブート

信頼されたBIOSがインストールされている場合のみOSが起動するようになっています。

OS起動前にBIOSが信頼できるかチェックされるのは、すごいですね。

 

慎重な生産

『Ryzen』に比べると、『RyzenPro』はテスト項目が多く、

不良率が非常に低い

という特徴があります。

特にセキュリティ機能については、出荷前のチェックが非常に厳しいです。

基本的に、『RyzenPro』は『Ryzen』の後に販売を開始します。

生産が安定し、信頼性が向上するまでは、『RyzenPro』の生産は行わないわけです。

 

『RyzenPro』と『Ryzen』の違い

『RyzenPro』と『Ryzen』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『RyzenPro』と『Ryzen』の違い

  • 『RyzenPro』には、『AMD Guard MI』が搭載されている。
  • 『RyzenPro』は企業向け、『Ryzen』は個人向け
  • 『RyzenPro』は、『Ryzen』よりも発売日が後になる。

順番に細かく見てみましょう。

 

『AMD Guard MI』

『RyzenPro』が『AMD Guard MI』を搭載していることは、すでに書いたとおりですね。

これにより、セキュリティがかなり強化されることになります。

 

対象ユーザー

『RyzenPro』がセキュリティを強化しているのは、企業向けに販売するためです。

企業の場合、特にセキュリティに関しては、十分な対策が必要になりますよね。

そのため、強力なセキュリティ機能を持った『RyzenPro』を企業向けに販売しているわけです。

もちろん、個人でも『RyzenPro』は利用可能ですよ。

 

発売日

前にも書いた通り、『RyzenPro』は生産が安定して、信頼性が十分になってから販売を開始します。

そのため、

『RyzenPro』は通常、『Ryzen』よりも発売が遅いです。

ちなみに、『RyzenPro』が販売を開始したということは、『Ryzen』の生産も安定したということになりますね。

 

『RyzenPro』シリーズのスペック

Ryzen3

Ryzen3

『RyzenPro』のスペックについて見てみましょう。

なお、前に書いた通り、『RyzenPro』と『Ryzen』ではセキュリティ機能以外のスペックは同等です。

ですから、このスペック表は、そのまま『Ryzen』シリーズにも使えますよ。

『RyzenPro』シリーズのスペック

コア/スレッドTDPL2+L3キャッシュ内蔵GPU
Ryzen 9 Pro 390012/2465W70MBなし
Ryzen 7 Pro 37008/1665W36MBなし
Ryzen 5 Pro 36006/1265W35MBなし
Ryzen 5 Pro 3400G4/865W6MBあり
Ryzen 5 Pro 3400GE4/835W6MBあり
Ryzen 3 Pro 3200G4/465W6MBあり
Ryzen 3 Pro 3200GE4/435W6MBあり

特徴としては、スペックの高いCPUには内蔵GPUがないという点ですね。

つまり、

『スペックの高いCPUには、それに合ったスペックの高いグラフィックボードを用意して下さい』

という意味になります。

また、末尾にGが付いているのが内蔵GPUあり、GEは省電力版のCPUですね。

 

はなこ
個人で使うのなら、『Ryzen』で十分ね。
そうだね。

別に、強力なセキュリティ機能なんて不要だよね。

たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『RyzenPro』には、セキュリティ機能として『AMD Guard MI』が搭載されている。
  • 『RyzenPro』は企業向け、『Ryzen』は個人向け
  • 『RyzenPro』は、『Ryzen』よりも発売日が後になる。

知名度などの点で、IntelやNVIDIAには及ばない印象のAMD。

ですが最近では、魅力的な製品をたくさん発表しています。

ぜひ、CPUやグラフィックボードを購入する際には、AMDも検討するようにしてくださいね。

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