違いを解説君

あるゆる物事の"違い"をわかりやすく解説する情報マガジン

重曹

その他の違い

セスキ炭酸ソーダと重曹の違いをわかりやすく解説!使い分け方をチェック

お掃除グッズとして、重宝するものといえば『セスキ炭酸ソーダ』や『重曹』があります。

どちらも、大掃除のときなどに利用している人は多いのではないでしょうか。

この2つ、見た目は白い粉末でそっくりですよね。

水に溶けるところも同じです。

では、いったい何が違うのでしょうか?

 

はなこ
掃除の時に、『セスキ炭酸ソーダ』とか『重曹』を使うでしょ?
コンロ周りのお掃除なんか、必ず使うよね。
たろう
はなこ
どちらのほうが効果があるのかな?
うーん。

比較したことがないから、よくわからないな。

たろう
はなこ
いったい、どんな違いがあるのかもよく分からないし。

少し調べてみましょうか。

 

今回は、『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』の違いについて解説し、その使い分け方についても見てみましょう。

スポンサーリンク

『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』の違い

まずは、『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』がどんなものなのか、確認しましょう。

 

『セスキ炭酸ソーダ』とは?

『セスキ炭酸ソーダ』の正式名称は『セスキ炭酸ナトリウム』です。

その中身は『炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ Na2CO3)』と『炭酸水素ナトリウム(重曹)』が共存して、安定した状態になっています。

ここで、

「おや?」

と思った人も多いと思いますが、

実は『セスキ炭酸ソーダ』には『重曹』が含まれているのです。

工場などでは、絹やウール、木綿の洗浄に用いられます。

また、洗剤や入浴剤の原料としても使われる、非常に用途の広い物質ですね。

 

『重曹』とは?

『重曹』は、『炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)』の別名です。

一般には、『重曹』の名前のほうがよく知られていますね。

『重曹』は、洗剤としてだけでなく、ケーキや焼き菓子の材料としても有名です。

酸性の液体に入れたり、加熱すると二酸化炭素を発生します。

そのため生地を膨張させる性質があり、お菓子の材料として使われるわけですね。

 

関連記事
重曹
食用の重曹と食べられない掃除用の重曹の違いをわかりやすく解説!

ケーキや、焼き菓子作りに欠かせない材料の『重曹』。 食用の他に、掃除用の重曹も売られていますよね。 洗剤として利用する他に、消臭や除菌の効果もあるので、脱臭剤や除菌剤として使うこともできます。 ただ、 ...

続きを見る

 

『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』の違い

『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』の違い

  • 成分の違い
  • pHの違い
  • 水への溶けやすさの違い

それでは、順番に細かく見てみましょう。

 

成分の違い

前にも書いた通り、

  • 『セスキ炭酸ソーダ』は、『炭酸ナトリウム』と『炭酸水素ナトリウム』の混合物
  • 『重曹』は、ほぼ100%の『炭酸水素ナトリウム』

です。

どちらも、ナトリウム(Na)の炭酸塩(CO3)という点ではよく似ていますね。

しかし、『炭酸ナトリウム』の有無が、次に示す大きな違いを生むわけです。

 

pHの違い

pHとは、水溶液の酸性やアルカリ性を示す指標ですね。

pH7で中性を表し、それより低いと酸性、高いとアルカリ性になります。

『セスキ炭酸ソーダ』のpHは9.8で、アルカリ性です。

『重曹』のpHは8.2で、こちらもアルカリ性ですね。

 

pHの差は、わずかに1ですが、pH1の差というのは、

『セスキ炭酸ソーダ』のほうが10倍、『重曹』よりアルカリ性が強いこと

を表しています。

アルカリ性が強いと、油汚れを落とす力が強くなります。

つまり、

『セスキ炭酸ソーダ』のほうが『重曹』よりも油汚れに強い

ということですね。

 

水への溶けやすさの違い

水への溶けやすさは、『セスキ炭酸ソーダ』のほうが上です。

『セスキ炭酸ソーダ』は、水に入れるときれいに溶けてくれます。

『重曹』は、水が少ないと粒が残ってしまいます。

しかし、この粒には研磨効果があり、クレンザーと同じ役割を果たします。

こびりついた汚れを落とすのには非常に有効ですね。

 

はなこ
どちらも特徴があるみたいね。
でも、汚れが落ちやすいのは『セスキ炭酸ソーダ』のほう、ということになるのかな?
たろう

 

『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』の使い分け方

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダ

『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』は、どのように使い分ければいいでしょうか?

 

『セスキ炭酸ソーダ』は拭き掃除に

アルカリ性が強く、油汚れにより効果があるのは『セスキ炭酸ソーダ』のほうですね。

また、水に溶けやすいのも『セスキ炭酸ソーダ』になります。

なので、

『セスキ炭酸ソーダ』を溶かしたボトルを用意して、拭き掃除に利用すると便利です。

例えば、

コンロ周り

オーブントースターの中側

トイレ・お風呂

ドアノブ

壁紙

などの掃除に利用できます。

頑固な汚れの付いた五徳などは、『セスキ炭酸ソーダ』を溶かした水に漬けておいてから、歯ブラシなどで汚れを取りましょう。

他の場所については、スプレーで吹き付けて、さっとひと拭きすれば綺麗になりますよ。

 

『重曹』はこすり洗いに

『重曹』は、水に溶かさず粉のまま使います。

頑固な汚れがこびりついた五徳の掃除には、『重曹』も併用するとさらに効果的。

シンクやお風呂などにも、『重曹』が便利に活用できますよ。

『重曹』は、汚れ全般に効果のある洗剤です。

ですから、何の汚れか分からないという場合は、とりあえず『重曹』を使ってみるのもいいでしょう。

 

はなこ
まさに適材適所ということね。
両方をうまく使い分けると、さらに効果的に汚れを落とすことができそうだね。
たろう

スポンサーリンク

まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『セスキ炭酸ソーダ』は、『炭酸ナトリウム』と『重曹』の混合物、『重曹』は、ほぼ純度100%の『炭酸水素ナトリウム』
  • アルカリ性は、『セスキ炭酸ソーダ』のほうが『重曹』より10倍強い
  • 『セスキ炭酸ソーダ』は水に溶けやすく、『重曹』は水に溶けにくい

お掃除に便利な『セスキ炭酸ソーダ』と『重曹』。

ぜひ、この記事を参考にうまく使い分けてくださいね。

関連記事

-その他の違い

Copyright © 違いを解説君 , All Rights Reserved.