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【京都の抹茶】辻利と都路里の違いをわかりやすく解説【スイーツ】

京都の抹茶スイーツといえば、誰もが『都路里(つじり)』を思い浮かべますよね。

本格宇治茶を使った様々なスイーツが人気のお店です。

ところで、宇治茶を扱うお店に『祇園辻利(ぎおんつじり)』があります。

この2つ、名前が似ているのですが、いったいどんな関係なのでしょうか?

 

はなこ
この間、京都旅行に行った時に、『都路里』に立ち寄ったの。
『都路里』と言ったら、スイーツの美味しい店だよね。

いいなあ。

たろう
はなこ
うん、スイーツはすごく美味しかったんだけど、ちょっと気になることがあってね。
気になること?
たろう
はなこ
お店の看板には『祇園辻利』と書いてあったの。

『都路里』の看板は、その横に小さく飾ってあったのよね。

そうなの?

2つは同じ店なのかな?

たろう
はなこ
それが、分からないのよ。

ちょっと調べてみましょうか。

 

今回は、『祇園辻利』と『都路里』の違いについて解説します。

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『祇園辻利』と『都路里』について

抹茶アイス

抹茶アイス

まずは、両方のお店について確認してみましょう。

 

『祇園辻利』とは?

京都の祇園にある、宇治茶の製造と販売を手掛けるお店

のことです。

創業は1860年、江戸時代末期ということになります。

初代は『辻利右衛門』ですから、創業者の名前がそのままお店になったわけですね。

 

明治32年には台湾に渡り、『辻利茶舗』を開店します。

こんなに早くから海外進出を果たしていました。

しかし、終戦後の1948年に台湾から引き揚げ、まもなく京都の祇園に店を構えました。

以来、宇治茶一筋で営業を続けています。

『都路里』とは?

手軽にお茶を愉しめる『お茶飲み道場』を前身とする、宇治茶を使ったスイーツなどの専門店

のことです。

開店は1978年。

今でも、多くの人がお茶に親しんでもらえるように、新たな商品やメニューを開発しています。

 

『祇園辻利』と『都路里』の関係

『祇園辻利』と『都路里』では、お店が扱う商品に若干違いがありますね。

しかし、どちらも宇治茶を使っているのは共通しています。

それでは、両者はどんな関係にあるのでしょうか?

 

実は、『都路里』は『祇園辻利』が開いたお店です。

1970年、『祇園辻利』は、5代目の三好通弘が社長に就任します。

この頃、時代は多様化し、人々が様々なものに興味を持つようになりました。

すると、お茶だけではどうしても知名度を得ることができなかったのです。

そこで、『祇園辻利』をもっと広く世間に知ってもらうために始めたのが『都路里』というわけです。

そのお店では、宇治茶を使った和菓子やスイーツ、茶そばなどの食事を提供しました。

これは非常に人気となり、同時に『祇園辻利』を広く知ってもらうきっかけにもなったわけですね。

 

『祇園辻利』と『都路里』の違い

では、『祇園辻利』と『都路里』の違いについて見てみましょう。

『祇園辻利』と『都路里』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『祇園辻利』と『都路里』の違い

  • 『祇園辻利』はお茶の販売店、『都路里』はスイーツなどを提供する茶店
  • 『祇園辻利』の創業は1860年、『都路里』の開店は1978年
  • 『祇園辻利』と『辻利』は会社が異なる

それでは、順番に細かく見ていきましょう。

 

商品の違い

『祇園辻利』と『都路里』では、扱っている商品が異なります。

『祇園辻利』は、宇治茶の販売が専門です。

それに対して、

『都路里』では宇治茶を使った和菓子・スイーツ・食事を提供します。

どちらも同じ宇治茶を使いますが、『都路里』では加工した商品を扱っているわけですね。

 

また、『都路里』で提供される商品を製造しているのは『祇園辻利』のほうです。

『都路里』は、サービス業に特化していると考えれば分かりやすいでしょう。

『祇園辻利』は他にも、茶道具の製造・販売を行っています。

 

お店の年数の違い

『祇園辻利』が創業したのは1860年のことでしたね。

すでに160年という長い伝統が『祇園辻利』にはあります。

正確には、祇園にお店を構えたのは1948年のことなので、お店の年数は70年くらいです。

それでも、歴史のある老舗であることに変わりはありません。

『都路里』は、1978年の創業です。

ですから、年数としては40年くらいですね。

 

会社の違い

『都路里』は、『祇園辻利』から誕生しました。

しかし、

この2つは現在、会社が異なります。

それぞれの会社の概要について比較してみましょう。

『祇園辻利』と『都路里』の会社比較

祇園辻利都路里
社名株式会社 祇園辻利株式会社 茶寮都路里
代表取締役三好正晃三好登美子
本店所在地京都市東山区祇園町南側573番地3京都市東山区祇園町南側573番地3
創業1860年1978年
設立1949年1985年
資本金2,000万円1,500万円
従業員数50名70名
事業内容宇治茶小売・茶道具・抹茶菓子・冷菓喫茶

まず、代表取締役が異なりますね。

従業員数は、現在は『都路里』のほうが多くなっています。

本店所在地が同じことから分かるように、『祇園辻利』と『都路里』は同じ建屋です。

 

はなこ
もともとは同じ系列なのね。
会社を分けたのはなぜだろうね?

なにか理由があるのだろうか?

たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『祇園辻利』はお茶の販売店、『都路里』はスイーツなどを提供する茶店
  • 『祇園辻利』の創業は1860年、『都路里』の開店は1978年
  • 『祇園辻利』と『辻利』は会社が異なる

京都に行ったら、ぜひ『都路里』へ立ち寄ってみてください。

もし、気に入ったなら『祇園辻利』でお茶を買うのも忘れずに!

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