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【英語の平均】AverageとMeanの違いを解説【正しい使い分け方は?】

英語で『平均』というと、だれもが『Average』は、思い浮かべるのではないでしょうか。

でも他にも『Mean』という言い方がありますよね。

この2つ、同じ『平均』を意味するわけですが、いったいどうやって使い分ければいいのでしょうか?

 

はなこ
Excelで平均を求めるときって、『Average』だっけ、『Mean』だっけ?
『Average』でよかったと思うよ。
たろう
はなこ
ああ、どうして平均に『Average』と『Mean』の2つがあるのよ。

使い分けが面倒で仕方ないわ。

たしかにそうだね。

使い分け方がよく分からないや。

たろう
はなこ
この際、きちんと調べてみましょうか。

 

今回は、英語での『平均』を意味する『Average』と『Mean』の違いについて解説し、正しい使い分け方をお伝えします。

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【英語の平均】『Average』と『Mean』の違い

まずは、『Average』『Mean』のそれぞれの単語の意味を確認しておきましょう。

 

『Average』の意味

『Average』には、次の意味があります。

  1. 平均・算術平均(名)
  2. 並・標準(名)
  3. 平均の(形)
  4. 中間の・中くらいの(形)
  5. 普通の・通常の(形)

上の2つは名詞、下の3つは形容詞としての意味ですね。

他にも、動詞としての使い方で『平均値を求める』『平均すると~になる』という意味にもなります。

 

『Mean』の意味

『Mean』には、もっと多くの使い方があります。

  1. ~を意味する(動)
  2. 重要性を持つ・大事である・大切である(動)
  3. ~するつもりである(動)
  4. 本気で~と言っている・本気である(動)
  5. 劣った・みずぼらしい(形)
  6. 卑怯な・卑劣な・意地悪な・不親切な(形)
  7. けちな(形)
  8. ささいな(形)
  9. 中間の・普通の・平均の(形)
  10. 平均(名)

『Mean』の一般的な使い方は、『~を意味する』という動詞でしょう。

しかし、他にも

You mean so much to me.

(あなたは私にとってすごく大事な人です。)

I didn't mean to hurt you.

(私は、あなたを傷つけるつもりはありませんでした。)

"Marry me."

"Do you mean it?"

(「結婚しよう。」

「本気でそう言っているの?」)

という使い方ができます。

形容詞では、あまり良い意味の使い方はされません。

そして、名詞としては『平均』という意味が一つだけあります。

 

『Average』と『Mean』の違い

『Average』と『Mean』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『Average』と『Mean』の違い

  • 『Average』には『標準値』という意味が含まれているが、『Mean』は純粋な『算術平均』を表す。
  • 『Average』には、形容詞の『平均の』という意味を持つが、『Mean』には『平均の』という意味の形容詞はない。
  • 『Average』には、動詞の『平均値を求める』という意味を持つが、『Mean』には『平均値を求める』という意味の動詞はない。

それでは、順番に細かく見てみましょう。

 

『平均』の意味の違い

『Average』は、『Mean』よりも広い意味を持っています。

例えば、中間に位置するデータを表す『中央値(Median)』や、最も頻度の多いデータを表す『最頻値(Mode)』なども、『Average』の中に含まれます。

しかし、

『Mean』は純粋に『算術平均』の意味にしか使えません。

『算術平均』とは、データを合計して個数で割るというおなじみの『平均値』のことですね。

 

Excelでは、『平均』の計算式に『Average』を使っています。

本来なら『Mean』を使うべきであるように思いますよね。

これは『Mean』には他にも意味があるので、利用者の混乱を考慮して、一般的な言葉である『Average』を使ったのでしょう。

 

形容詞の意味

『Average』には、形容詞にも『平均の』という意味を持ちます。

しかし、

『Mean』にはそういった意味の形容詞にはなりません。

『劣った』とか『けちな』といった、あまりいい意味ではない使い方をします。

He is an average boy.

He is a mean boy.

上の2つの例文は、意味が異なります。

上側は『彼は平凡な少年です。』という意味です。

しかし、下側はそうではなく、『彼は意地悪な少年だ。』となるので注意しましょう。

 

『平均の~』という言葉はたくさんあります。

average value(平均値)

average score(平均点)

average temperature(平均温度)

これらを『Mean』に置き換えることはできません。

 

動詞の意味

『Average』には『平均値を求める』『平均すると~になる』という意味を持ちます。

しかし、『Mean』には同じ意味を持ちません。

『Mean』には非常に多くの異なる意味の動詞になりますが、『Average』と同じ意味には使えないので注意しましょう。

Northern birds average larger than southern ones.

Northern birds mean larger than southern ones.

上の例文は、『北部の鳥は、平均すると南部の鳥より大きい。』という意味ですが、下側の『Mean』を使うと全く意味が通じなくなります。

 

『Average』と『Mean』の使い分け方

人の行列

それでは、『Average』と『Mean』を使ったいくつかの例文を見てみましょう。

 

Her(  )score was 89.

(彼女の平均点は89点だった。)

この場合、形容詞の『平均の』という意味になるので、『Average』が正しいですね。

 

He is an(  )person with an(  )job.

(彼は平均的な仕事を持った普通の人だ。)

この場合も、両方の( )には『平均の』という言葉が入るので、どちらも『Average』になります。

『average person』で『普通の人』という意味になるので、覚えておくと便利ですよ。

 

You should use geometric(  )for this data.

(このデータには、幾何平均を用いるべきです。)

『幾何平均』とは、『geometric mean』と書いて、データの積を求めて累乗根を計算したものです。

この場合は、『Mean』が正しくなります。

 

基本的には、『Average』を使うほうがいいでしょう。

意味が広く、形容詞や動詞としても利用できるからです。

『Mean』は、統計学などでよく使われます。

そういった論文を読む時は気をつけましょう。

 

はなこ
基本は『Average』ね。
『Mean』には他にもいろいろな意味があるから、使いこなすのが大変そうだね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『Average』には、『標準値』という意味が含まれているが、『Mean』は純粋な『算術平均』を表す。
  • 『Average』には、形容詞の『平均の』という意味を持つが、『Mean』には『平均の』という意味の形容詞はない。
  • 『Average』には、動詞の『平均値を求める』という意味を持つが、『Mean』には『平均値を求める』という意味の動詞はない。

『平凡な男』という言葉も失礼ですが、『mean guy』なんて言葉は使わないほうがいいですよ。

もっとひどい意味になりますからね。

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