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メリットとベネフィットの違いを解説!使い分け方を例文で紹介!

『メリット』と『ベネフィット』という言葉、どちらもよく見かけますよね。

そして、どちらも似た意味で使ってはいないでしょうか?

その違いは?

と問われると、答えるのは、なかなか難しいですよね。

 

はなこ
会社で『メリット』とか『ベネフィット』とかよく使うけど、どっちも同じ意味よね。
いや、厳密には違うと聞いたことがあるよ。
たろう
はなこ
ふーん。

どう違うの?

説明を求められると、簡単には答えられないよ。
たろう
はなこ
じゃあ、せっかくだから少し調べてみましょうよ。

 

今回は、『メリット』と『ベネフィット』の違いについて解説します。

使い分け方について、例文も紹介しますよ。

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『メリット』と『ベネフィット』の意味

まずは、それぞれの意味について見てみましょう。

 

『メリット』とは?

『メリット(merit)』には、次の意味があります。

  1. 長所・利点・美点
  2. (称賛すべき)価値・真価
  3. 実績・功績

特に、営業などで使う『メリット』という言葉は、1の意味が大半ではないでしょうか。

その商品が持つ長所や利点のことを『メリット』というわけですね。

この『メリット』をお客さんにアピールすることが多いと思います。

 

『ベネフィット』とは?

『ベネフィット(benefit)』には、次の意味があります。

  1. (人・社会の幸福につながる)便益・恩恵・利益
  2. 援助・手助け
  3. (金銭的)利益・利得

『ベネフィット』の本来の意味は、人や社会が受ける恩恵や利益です。

そう見ると、『メリット』とは少し意味が違うことに気づきませんか?

 

『メリット』と『ベネフィット』の違い

『メリット』と『ベネフィット』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『メリット』と『ベネフィット』の違い

  • 物を対象とするのが『メリット』で、使う人や社会を対象とするのが『ベネフィット』。
  • 『メリット』は物の利点であり、『ベネフィット』はそれによりもたらされる恩恵のことである。
  • 『メリット』の反対語は『デメリット』、『ベネフィット』の反対語は『ダメージ』

それでは、順番に細かく見てみましょう。

 

対象の違い

『メリット』は、主に商品などの物に対して述べられたものです。

例えば、電波時計には、自動的に時刻を合わせてくれるという『メリット』がありますね。

しかし、

『ベネフィット』は、主に使う人や社会に対して述べられたものです。

電波時計を使うことで、『時計を合わせるという負担がなくなる』というのが『ベネフィット』になります。

 

意味の違い

前に書いたことは一見すると、ほとんど同じじゃないか、と思うかも知れません。

しかし、そこには明らかな違いがあります。

『メリット』で書いた内容は、物の利点です。

自動的に時刻を合わせるという機能は、電波時計ならではの利点になりますね。

しかし、

『ベネフィット』で書いた内容は、人が『メリット』によって受ける恩恵です。

自動的に時刻を合わせるという『メリット』によって、人は時刻を合わせずに済むという『ベネフィット』が得られます。

先に『メリット』ありき、なんですね。

 

反対語の違い

『メリット』の反対語は『デメリット(demerit)』です。

これは、短所・欠点といった意味を持ちます。

そして、

『ベネフィット』の反対語は『ダメージ(damage)』です。

損害・被害という意味を持ちますね。

反対語を見ると、『メリット』と『ベネフィット』の違いがよりはっきりと分かるのではないでしょうか。

 

はなこ
なんとなく分かったわ。『メリット』があるから『ベネフィット』が得られるわけね。
『デメリット』によって人や社会に『ダメージ』があるという構図もよく似てるね。
たろう

 

『メリット』と『ベネフィット』の使い分け方を例文で紹介

お金

『メリット』と『ベネフィット』の使い分け方を、例文を使って紹介しましょう。

 

この機械は丈夫で長持ちという『メリット』があるので、利用者は10年間は買い替え不要という『ベネフィット』を受けるだろう。

『丈夫で長持ち』というのは機械の持つ『メリット』になりますね。

その『メリット』によって、利用者は『10年間買い替え不要』という『ベネフィット』を受けるわけです。

 

『メリット』だけを強調しても商品は売れないよ。

お客さんは『メリット』ではなく『ベネフィット』に期待しているんだ。

営業で、よく『メリット』だけを強調する人を見かけますね。

でも、

お客さんにとっては物の持つ『メリット』なんて、どうでもいいんです。

それよりも、

自分にどんな『ベネフィット』があるのか、お客さんは知りたがっています。

ですから、営業では『メリット』だけではなく、それによって得られる『ベネフィット』もいっしょに説明することがおすすめです。

 

『LINE』には、様々な人と簡単にコミュニケーションをとることができるという『メリット』がある。

『様々な人と簡単にコミュニケーションをとることができる』というのは、『LINE』が持つ利点ですね。

ですから、ここでは『メリット』のほうが適しています。

 

『LINE』によって、遠く離れた友人と手軽にコミュニケーションがとれるという『ベネフィット』が得られた。

『遠く離れた友人と手軽にコミュニケーションがとれる』というのは、『LINE』を使った人が実際に体感した恩恵です。

ですから、この場合は『ベネフィット』のほうが適しています。

このように、『ベネフィット』は実際に使ってみて得られたもの、と捉えると判断がしやすいのではないでしょうか。

 

はなこ
これで、『メリット』と『ベネフィット』の使い分け方は大丈夫かな。
人にセールストークをするときは、『ベネフィット』を伝えることが大切なんだね。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 物を対象とするのが『メリット』で、使う人や社会を対象とするのが『ベネフィット』。
  • 『メリット』は物の利点であり、『ベネフィット』はそれによりもたらされる恩恵のことである。
  • 『メリット』の反対語は『デメリット』、『ベネフィット』の反対語は『ダメージ』

物を買う時は『メリット』に注目しがちですが、本当に大事なのは『ベネフィット』のほうです。

自分が使う時にどんな恩恵が得られるか、よく考えてから購入するようにしましょう。

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