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体操と新体操と器械体操の違いをわかりやすく解説!定義をチェック

オリンピックでは、様々な種目で日本の金メダルが期待されていますが、その中の一つが『体操』ですね。

ところで、『体操』の他に『新体操』という競技もあります。

また、『器械体操』という言葉もよく耳にするのではないでしょうか?

 

はなこ
知り合いの子が、『体操』を習っているみたいなの。
へえ、すごいね。

何が得意なの?

たろう
はなこ
リボンが得意だと言ってたかな?
ああ、それは『新体操』だね。
たろう
はなこ
『器械体操』をやってるって聞いたんだけど。
『器械体操』にリボンはないよ。

でも、両方やっているのかな?

たろう

 

今回は、『体操』『新体操』『器械体操』の定義をチェックして、その違いについて解説します。

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『体操』『新体操』『器械体操』の定義

まずは、『体操』『新体操』『器械体操』の定義について見ていきましょう。

先に『器械体操』から解説します。

 

『器械体操』の定義

『器械体操』は、器具を用いて倒立・回転・懸垂などの器械運動を行い、演技の完成度や美しさを競う競技です。

オリンピックの競技で用いる器具は次のようになります。

男子

床・跳馬・平行棒・あん馬・つり輪・鉄棒

女子

床・跳馬・段違い平行棒・平均台

オリンピック以外にも大会があり、国内では『全日本体操競技選手権』や『NHK杯体操選手権』などが、また国際大会としては『世界体操競技選手権』が有名ですね。

『器械体操』の始まりは1811年、ドイツのF.L.ヤーンという人が、器械や器具を用いた体操を行ったときとされています。

オリンピックの競技としては、1892年のアテネオリンピックから実施されていましたが、当時は綱登りや棒高跳びなどの種目も混在していました。

現在と同じ種目になったのは、男子が1936年のベルリンオリンピック、女子が1960年のローマオリンピックからです。

 

『新体操』の定義

『新体操』は、手具を使って音楽に合わせながら演技を行い、その芸術性を競う競技です。

オリンピックでは今のところ女子のみの競技であり、次の手具を使って行われます。

ロープ

フープ

ボール

クラブ

リボン

『新体操』のルーツはロシアのバレエにあるとされていますが、直接の原型になったのは1920年代にドイツで誕生した『現代体操(Modern Gymnastic)』です。

個人競技が、オリンピックの正式種目になったのは、1984年のロサンゼルスオリンピックから。

団体競技は、1996年のアトランタオリンピックからなので、かなり新しい種目であることになります。

 

『体操』の定義

『体操』は、『器械体操』『新体操』に『トランポリン』を加えた競技の総称です。

 

『体操』=『器械体操』

と思っている人は多いでしょう。

実際、テレビなどでも『器械体操』を『体操競技』と解説する場合が多いです。

これは、『新体操』や『トランポリン』が、比較的新しい競技であるからでしょうね。

『新体操』は、前述の通り1984年から、『トランポリン』はもっと新しく、2000年のシドニーオリンピックで最初に開催されました。

ですから、昔はオリンピックにおいて『体操』=『器械体操』だったわけです。

今は、『体操』=『器械体操』+『新体操』+『トランポリン』になります。

 

『体操』『新体操』『器械体操』の違い

『体操』『新体操』『器械体操』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『体操』『新体操』『器械体操』の違い

  • 『体操』には、『新体操』と『器械体操』が含まれる
  • 『新体操』には、音楽があるが、『器械体操』に音楽はない
  • 『新体操』の団体戦は、グループで演技するが、『器械体操』の団体戦は、個人で競技する。
  • 『新体操』と『器械体操』では、用いる器具が異なる
  • 『新体操』では、宙返りなどのアクロバットは禁止されている。

それでは、順番に細かく見てみましょう。

 

『体操』の定義

『体操』は、『新体操』と『器械体操』を含む競技全体を表す言葉です。

また、その他に『トランポリン』も『体操』の一つになります。

前に書いた通り、『新体操』は1984年から、『トランポリン』は2000年からオリンピックの正式種目に採用されました。

昔はオリンピックにおいて『体操』=『器械体操』でしたが、今は違うので注意しましょう。

 

音楽の有無

『新体操』は、音楽に合わせて演技を行います。

しかし、

『器械体操』に音楽はありません。

 

団体戦の違い

『新体操』『器械体操』のどちらにも団体戦がありますが、その内容は異なります。

『新体操』の団体戦では、1チーム5人の選手によって演技を行います。

したがって、個人の技だけではなく、全体のまとまりなども点数に影響するわけです。

『器械体操』では、個人が競技して、その得点の合計によって優劣が決まります。

点数は、あくまでも個人の技だけに依存するわけですね。

 

使う器具の違い

前に書いた通り、『新体操』と『器械体操』では、用いる器具が異なります。

『新体操』は、手に持って扱う器具が主体です。

それに対して

『器械体操』は、その器具の上で運動することになります。

 

アクロバットの有無

『新体操』は、宙返りなどのアクロバットが禁止されています。

『器械体操』といえば、人間離れした高度な技が見どころのひとつですよね。

『新体操』の場合、それよりも体の柔軟性が求められ、演技の美しさが見どころになります。

 

はなこ
おかしいわね。

リボンを使っているということは『新体操』なのよね。

両方やっているんだろうね。

でも、求められる資質はだいぶ違うみたいだけどね。

たろう

 

『器械体操』はアクロバットが多いため、身軽でバランス感覚が必要ですし、筋肉も必要になります。

怪我が多く、そのせいでリタイアする人も多いようですね。

『新体操』の場合、柔軟性が求められ、表現力が重要視されます。

怪我は『器械体操』に比べれば少ないと言えるでしょう。

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『体操』には、『新体操』と『器械体操』が含まれる
  • 『新体操』には、音楽があるが、『器械体操』に音楽はない
  • 『新体操』の団体戦は、グループで演技するが、『器械体操』の団体戦は個人で競技する。
  • 『新体操』と『器械体操』では用いる器具が異なる
  • 『新体操』では、宙返りなどのアクロバットは禁止されている。

オリンピックでは、ぜひ『体操』にも注目してください。

日本の選手が、金メダルをとれるよう、応援しましょう。

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