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『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の違いとは?見分け方をチェック

春になると、山菜を採りに出かける人も多いですよね。

『ふきのとう』や『タラの芽』『うど』など、山菜にもたくさんの種類があります。

そんな中に、先端がクルッと丸まったものがありますね。

『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の3種類です。

それぞれ、どこに違いがあるのでしょうか?

 

はなこ
この間、山菜を採りに山へ行ったんだけどね。
へえ、いいなあ。

楽しかったかい?

たろう
はなこ
うん、すごく楽しかったわ。

それでね、『わらび』を見つけて採ったんだけど、ガイドさんから

「これは『こごみ』ですね。」

って言われたの。

でも、区別がつかないのよね。

『こごみ』『ぜんまい』『わらび』は、似ているからね。
たろう
はなこ
どうやって見分けるのかしら?

ちょっと調べてみましょうか。

 

今回は、『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の違いを解説し、見分け方についてチェックします。

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『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の違い

まずは、『こごみ』『ぜんまい』『わらび』について見てみましょう。

 

『こごみ』とは?

『こごみ』は、『クサソテツ』というコウヤワラビ科の多年生シダの若芽を指します。

主に5月上旬から6月中旬に採取して、おひたしや天ぷらなどにして食べることが多いですね。

ゆでると独特のぬめりが出ます。

『ぜんまい』のようにアクが出ることもないので、比較的調理しやすいという特徴があります。

 

『ぜんまい』とは?

『ぜんまい』は、ゼンマイ科の多年生シダ植物です。

若芽は佃煮やおひたし、煮物などにして食べられます。

しかし、ゆでてアク抜きをした上で天日干しするなど、食用にするまでには少し手間が必要です。

日本だけでなく、お隣の韓国ではナムルの材料としても使われますね。

 

『わらび』とは?

『わらび』は、コバノイシカグマ科のシダ植物です。

若芽は、山菜の中でもアクが強く、アク抜きは必ず必要になります。

おひたしや漬物、味噌汁の具などに使われることが多いですね。

ちなみに、『わらび』の根から採れる『わらび粉』というデンプンは、『わらび餅』の原材料になります。

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『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の違い

『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の違い

  • どれも異なる種の若芽である。
  • 『こごみ』と『ぜんまい』は、先端の渦巻きが1つだけだが、『わらび』は複数に枝分かれしている。
  • 『ぜんまい』には、茶色っぽい綿毛が生えている。
  • 『こごみ』は、ゆでると独特のぬめりが出る。
  • 『ぜんまい』と『わらび』はアク抜きが必要である。

種が異なることは、前に書きましたので、その他の違いについて、順番に細かく見てみましょう。

 

渦巻きの数

『こごみ』と『ぜんまい』には、1本の若芽に先端の渦巻きが1つしかありません。

しかし、

『わらび』は先端が枝分かれしていて、複数の渦巻きがあります。

 

『こごみ』『ぜんまい』と、『わらび』は、これで見分けることが可能です。

 

綿毛の有無

『ぜんまい』には、茶色っぽい綿毛が全体に生えているのが特徴です。

『こごみ』や『わらび』には綿毛は生えていません。

食用にするためには、この綿毛を取り去る必要があり、少々手間がかかります。

 

ぬめり

『こごみ』は、ゆでると独特のぬめりが発生します。

前にも書いた通り『ぜんまい』『わらび』みたいにアク抜きが必要ではありません。

比較的調理はしやすいです。

 

アク抜きの有無

『ぜんまい』『わらび』はアク抜きが必須です。

『ぜんまい』は、ゆでてアク抜きをした後に、天日干しをしなければならないので、すぐに食べられるわけではありません。

干し上がるまでに、何度も手揉みをして、柔らかくする必要もあります。

最も手間がかかるのが、この『ぜんまい』ですね。

『わらび』は、アク抜きさえすればすぐに食べることができます。

 

気をつけなければならないのは『プタキロサイド』という発ガン性物質の存在。

ですから、アク抜きは必須なのです。

 

はなこ
『ぜんまい』と『わらび』は下ごしらえが大変ね。
それに比べると『こごみ』はゆでるだけでいいから調理が簡単だね。
たろう

 

『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の見分け方

『こごみ』『ぜんまい』『わらび』の見分け方は、違いが分かってしまえば簡単ですね。

 

まずは、全体に綿毛が生えていないかチェックしましょう。

綿毛が生えていれば、それは『ぜんまい』です。

ぜんまい

ぜんまい

 

綿毛が生えていなければ、次に先端をチェックします。

先端が枝分かれしていて、複数の渦巻きがあるのなら『わらび』です。

わらび

わらび

 

先端に1つしか渦巻きがなければ『こごみ』ですね。

こごみ

こごみ

『こごみ』は鮮やかな緑色をしているので、それでも区別がしやすいですよ。

 

はなこ
『こごみ』と『ぜんまい』は似ているけど、綿毛の有無で判別できるわね。
『わらび』は先端が枝分かれしているから判別は簡単だよ。
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • どれも異なる種の若芽である。
  • 『こごみ』と『ぜんまい』は、先端の渦巻きが1つだけだが、『わらび』は複数に枝分かれしている。
  • 『ぜんまい』には、茶色っぽい綿毛が生えている。
  • 『こごみ』は、ゆでると独特のぬめりが出る。
  • 『ぜんまい』と『わらび』はアク抜きが必要である。

山菜は、下ごしらえされたものがスーパーなどでも売られています。

春を感じることのできる食材として、食卓の一品に選んでみてはいかがでしょうか、

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