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フォルダとディレクトリの違いをわかりやすく解説【使い分け方】

パソコンで、ファイルを管理する時に重要なのが『フォルダ』や『ディレクトリ』です。

これらがなければ、ファイルをグループに分けて管理することができなくなります。

ところで、『フォルダ』も『ディレクトリ』も、ファイルをひとまとめにしておくための入れ物を意味しますよね。

それでは、この2つの違いはいったい何でしょうか?

 

はなこ
パソコンで、ファイルを保存する入れ物があるでしょ?
『ディレクトリ』のこと?
たろう
はなこ
そう、『フォルダ』とも言うわよね。

いったい、どちらが正しい言い方なのかしら?

どちらも正しいんじゃないのかな?
たろう
はなこ
じゃあ、何が違うの?
それは僕にも分からないよ。
たろう
はなこ
なんだか、気になるのよね。

ちょっと、調べてみようかしら。

 

今回は、『フォルダ』と『ディレクトリ』の違いについて解説します。

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『フォルダ』と『ディレクトリ』の役割

まずは、『フォルダ』と『ディレクトリ』の役割について見ておきましょう。

 

『フォルダ』も『ディレクトリ』も、

複数のファイルを管理するためにある

という点では同じです。

そして、どちらも、その役割がイメージしやすい名前になっています。

 

『フォルダ』の意味

『フォルダ』とは、文具の世界では書類をひとまとめにして挟むための製品を表しています。

書類のことは『ファイル』と呼ばれますが、コンピューターの世界でも文書などのデータは『ファイル』ですよね。

このように、コンピューター用語は文具になぞらえて、名前が付けられることがあります。

 

さて、『フォルダ』は、文書をひとまとめにすることが目的でした。

なので、

コンピューターにおいても、『ファイル』をひとまとめにする入れ物として、『フォルダ』が存在します。

ですから、Windowsなどで『フォルダ』を開くと、中に入っている『ファイル』の一覧が表示されるわけです。

 

『ディレクトリ』の意味

『ディレクトリ』の本来の意味は『住所録』です。

つまり、様々な住居や店などの住所を記録した書類のことを意味するのです。

それと同じで、ある場所にある『ファイル』の名前をリストにしたものが『ディレクトリ』になります。

なので、『ディレクトリ』を見ると、『ファイル』の一覧が記載されていて、その中から『ファイル』を選択できるわけです。

 

『フォルダ』と『ディレクトリ』の違い

『フォルダ』と『ディレクトリ』の意味について見てきました。

  • 『フォルダ』は『ファイル』の入れ物
  • 『ディレクトリ』は『ファイル』のリスト

と、イメージは異なりますね。

しかし、

『フォルダ』と『ディレクトリ』の本来の役割は、どちらもいっしょです。

つまり、『ファイル』をひとまとめにして管理するという役割に違いはありません。

 

それでも、あえて違いをまとめるとすれば、次のようになります。

『フォルダ』と『ディレクトリ』の違い

  • 『フォルダ』は『ファイル』の入れ物、『ディレクトリ』は『ファイル』のリストをイメージしている。
  • 『フォルダ』のイメージはGUI』に、『ディレクトリ』のイメージはCUI』に向いている。
  • 『フォルダ』はWindowsで、『ディレクトリ』はUnixで多く使われる言葉である。

それでは、順番に細かく見てみましょう。

 

イメージの違い

『フォルダ』も『ディレクトリ』も、コンピューターの『ファイル』管理をわかりやすくするための概念になります。

『フォルダ』は、『ファイル』の入れ物を意味する言葉です。

『ディレクトリ』は、『ファイル』のリストを意味する言葉です。

表し方が違うだけで、本来の役割は『フォルダ』も『ディレクトリ』も変わりません。

 

『GUI』向きか、『CUI』向きか?

『GUI』とは『Graphical User Interface』の略です。

簡単に言えば、グラフィック画面上でマウスを使った操作を行う形式のインターフェースを表します。

『GUI』で『ファイル』操作を行う場合、『フォルダ』のアイコンを開くと、中に入っている『ファイル』が表示されますよね。

これがちょうど、『ファイル』を入れた入れ物を開く感覚に似ているわけですね。

 

『CUI』は、『Character User Interface』の略です。

『GUI』とは正反対のインターフェースとして扱われます。

『CUI』の場合、全ての操作はコマンドと呼ばれるコンピューターへの命令を介して行われ、その結果もキャラクター(文字)だけで出力されるわけです。

ある『ディレクトリ』のファイル一覧を表示したい場合、『dir』や『ls』などのコマンドを使います。

これがちょうど、『ディレクトリ』に書かれている『ファイル』の一覧を表示するイメージに近いわけですね。

 

Windowsか、Unixか?

『フォルダ』という言葉は、Windowsの中で使われ始めました。

Windowsは最初から『GUI』でしたから、『フォルダ』という言葉のほうが合っていたのですね。

『ディレクトリ』という言葉は、Unixで使われたのが最初になります。

今でこそ、『GUI』ベースで利用されることの多いUnixですが、初期の頃は『CUI』での利用が一般的でした。

ですから、『ディレクトリ』という概念のほうが合っていたわけです。

 

はなこ
つまり、『フォルダ』も『ディレクトリ』も同じってこと?
単に呼び方の違いだけのようだね。

だから、どちらを使っても問題ないんじゃないかな?

たろう

 

『フォルダ』と『ディレクトリ』の使い分け方

ファイル

『フォルダ』と『ディレクトリ』は、どのように使い分ければいいでしょうか?

 

それは、違いを見れば明らかです。

『GUI』なら『フォルダ』、『CUI』なら『ディレクトリ』

または

Windowsなら『フォルダ』、『Unix』なら『ディレクトリ』

ということになります。

 

しかし、これはかなり厳密な場合の話です。

今では、『フォルダ』と『ディレクトリ』は混在して使われています。

ですから、あまりこだわらずに使えば問題ありません。

なお、あまりコンピューターに詳しくない人と話す時は、片側の言葉しか知らない場合が多いので注意しましょう。

そういうときは、『フォルダ』という言葉を使うほうが確実です。

一般的には、Windowsが多く使われていますからね。

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『フォルダ』は『ファイル』の入れ物、『ディレクトリ』は『ファイル』のリストをイメージしている。
  • 『フォルダ』のイメージはGUI』に、『ディレクトリ』のイメージはCUI』に向いている。
  • 『フォルダ』はWindowsで、『ディレクトリ』はUnixで多く使われる言葉である。

『フォルダ』『ディレクトリ』は、『ファイル』管理する上で非常に役に立つものです。

うまく活用して、ファイルを整理するようにしましょうね。

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