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『言い訳』『理由』『説明』の違いを解説!意味と使い分け方を紹介

『言い訳』なんか聞きたくない。

と言われた経験はありますか?

『言い訳』せずにいると、今度は

『説明』が足りない。

と怒られたことのある人もいるのでは?

 

はなこ
この間、会社に遅れた『理由』を上司にきちんと『説明』したのに

「『言い訳』するな。」

って怒られたのよね。

それはひどいね。

どんな『理由』だったの?

たろう
はなこ
目覚まし時計が壊れていて、寝坊したの。
・・・なるほどね。

たしかに『理由』にはなっているけど、それは相手も怒るかもね。

たろう
はなこ
どうしてよ。

そもそも、『言い訳』『理由』『説明』の境界線なんてあるのかしら?

 

今回は、『言い訳』『理由』『説明』の違いを解説し、意味や使い分け方について見てみましょう。

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『言い訳』『理由』『説明』の意味

まずは、『言い訳』『理由』『説明』の意味について見ておきましょう。

 

『言い訳』とは?

『言い訳』には、複数の意味があります。

  1. 自分の言動を正当化するために事情を『説明』すること(弁解)。
  2. 筋道をたてて物事を『説明』すること(解説)。
  3. 過失・失敗などをわびること(謝罪)。

三省堂 大辞林 第3版より

特に、多くの場合に使われるのは『1』の意味ですね。

自分自身に不備があった場合に、それを正当化するために行うのが『言い訳』になります。

また、話した内容に対して『言い訳』という場合もありますね。

 

『理由』とは?

『理由』の意味は、次の通りです。

  1. なぜ、そうなったのかという筋道や、なぜ、そうするかという根拠。
  2. 『言い訳』や口実。

三省堂 大辞林 第3版より

『理由』は、その結論に至る道筋のことを一般的に表します。

しかし、『言い訳』や口実の意味で用いることもありますね。

 

『説明』とは?

『説明』の意味は、次のようになります。

  1. よく分かるように述べること。

三省堂 大辞林 第3版より

『説明』は、

説き明かす

と書きますね。

つまり、相手が理解できるように述べること・教えることが『説明』になります。

 

『言い訳』『理由』『説明』の違い

『言い訳』『理由』『説明』の主な違いをまとめると、次のようになります。

『言い訳』『理由』『説明』の違い

  • 『理由』は、話す内容を意味するが、『説明』は話す行為を意味する。
  • 『言い訳』は、『説明』と『理由』の両方の意味をあわせ持つ。
  • 『言い訳』には、ネガティブなイメージがある。

それでは、順番に細かく見てみましょう。

 

『理由』と『説明』の違い

『理由』と『説明』の違いは簡単です。

『理由』は、話したり聞いたりした内容を意味しています。

それに対して、

『説明』は、話す行為そのものを表していますね。

 

『理由』を『説明』する

という言葉は、その結論に至った道筋を、相手に分かるように話すことを意味します。

この場合、『理由』は話す内容で、『説明』は話す行為ですよね。

これを逆にして

『説明』を『理由』する

と書いたら、意味のわからない言葉になります。

 

『言い訳』の意味

『言い訳』は、『理由』と『説明』の意味をどちらも備えています。

自分の行為などを正当化するために『説明』することを『言い訳』というのでしたね。

また、正当化するために『説明』した『理由』も『言い訳』ということがあります。

 

『言い訳』するな。

とは、『説明』のほうを意味しています。

それに対して

『言い訳』は聞きたくない。

は、『理由』を意味しているわけですね。

 

『言い訳』と『理由』『説明』の違い

『言い訳』は、『理由』『説明』のどちらの意味も持っているのでした。

それでは、どこに違いがあるのでしょうか?

 

『言い訳』には、ネガティブなイメージがあります。

『理由』というものは、誰でも納得できるものでなければなりません。

これが『言い訳』になると、自分勝手で納得できないもの、というイメージになります。

『説明』の意味に使うとしても、その場しのぎの苦しい『説明』という形に捉えられることが多いですね。

『言い訳』にしか聞こえない。

という言葉は、

『ひとりよがりな理屈にしか聞こえない』

という意味になります。

あまり、いい意味としては使われませんね。

 

はなこ
私の場合、素直に謝罪しておけばよかったのかしら?
そうだね。

次からはこんなことのないように、目覚ましを2つ用意するとか『説明』したほうがよかったんじゃないかな?

たろう

 

『言い訳』『理由』『説明』の使い分け方

不備を指摘する上司

不備を指摘する上司

『言い訳』『理由』『説明』の使い分け方を考えてみましょう。

まず、第一に言えることは、

『言い訳』は使わない

という点です。

 

『言い訳』しか言えないなら、素直に謝罪しましょう。

その上で、その失敗に対する次からの予防策を『説明』するわけです。

『言い訳』が通用したとしても、何の改善もありませんよね。

それよりも、次からどうすればいいのか、きちんと議論するほうが建設的です。

 

問題は、自分が『理由』を『説明』したのに、相手には『言い訳』と捉えられてしまった場合です。

『理由』『説明』と『言い訳』のどちらになるか、これは相手によっても変わります。

あまり話を聞いてくれない上司なんていますよね。

そんな上司に期限付きで頼まれていた資料が、他の仕事を優先したために完成しなかった場合、どう『説明』すればいいでしょうか?

きっと、

他の仕事が忙しくて、資料が間に合いませんでした。

と『理由』を『説明』しても、

言い訳するな。

で終わってしまうでしょう。

しかし、優先した仕事が重要なものならば、これは理不尽な言い方ですよね。

この場合、自分に仕事の負荷がかかっていることが原因とも考えられます。

時間内に処理できない仕事を押し付けられたわけですからね。

これが一回きりなら、それで終わりにしてもいいですが、何度も起こるのなら問題です。

会社には、こういう場合に直接相談できる窓口があります。

また、会社の外にも、無料で相談できる窓口は数多くありますね。

社内の同僚などに相談するのも1つの手でしょう。

 

はなこ
『言い訳』は使わない、ということか。

でも、自分の言葉が『言い訳』かどうか、自分で判断するのは難しいわね。

相手によって捉え方は変わるからね。

あまりにも理不尽だったら、他の人に相談するのも1つの手のようだね。

たろう

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まとめ

今回の違いのポイントについて、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『理由』は、話す内容を意味するが、『説明』は、話す行為を意味する。
  • 『言い訳』は、『説明』と『理由』の両方の意味をあわせ持つ。
  • 『言い訳』には、ネガティブなイメージがある。

『理由』を『言い訳』ととられた場合、まずは何が問題だったのか振り返ることも大切です。

その上で、自分に要因がないと断言できるなら、他の人に相談するようにしましょう。

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