違いを解説君

あるゆる物事の"違い"をわかりやすく解説する情報マガジン

生け花 華道 違い

その他の違い

いけばなと華道の違いをわかりやすく解説!それぞれの流派の違いは?

投稿日:

いけばなと言えば、

『日本が誇る伝統文化の1つ』

となります。

 

遥か昔から、現代まで、

『様々な流派が生まれている』

ことでも有名なものであり、多くの人が楽しんで活動をしているものです。

ですが、『いけばな』という言葉は、

『華道』

と呼ばれることもあり、その意味合いには、若干の違いがあるのです。

 

そこで、今回は、

『いけばなと華道の違い』

について解説します。

それぞれの違いを理解するためにも、参考にしてみてください。

スポンサーリンク

いけばなと華道の違いとは?

いけばなと聞けば、

『花を切って、お皿に飾り付ける』

という印象があるでしょう。

 

この考えは間違っていないのですが、もう少し見てみると、

『花がどんな意味を持っていたのか』

が見えてくるのです。

いけばなは『供花が元になっている』

いけばなというのは、元々、

『神様や仏様にお供えする花』

が、始まりとされています。

 

つまり、

『供花』

が、いけばなの源流を作ったということです。

 

お葬式などで使用される供花は、

『ある程度、見栄えが綺麗な花を組み合わせたもの』

となっており、いけばなを彷彿とさせています。

また、神様や仏様にお供えすることで、

『依り代としての意味も持っていた』

とされています。

 

今でこそ、和室を彩る花として、

『日本の伝統文化』

になっているいけばなですが、元々は、神様・仏様のために作られものだと覚えておきましょう。

 

ですが、いけばなについては、この後に解説する、

『華道』

のように、型にはまったものばかりではありません。

特に、現代の生け花には、

『誰でも気軽に楽しめる雰囲気』

があり、堅苦しいものではなくなっているのです。

 

こうした変化が、

『求道的な華道との違い』

とも言えるでしょう。

華道は『仏教伝来により、いけばなから派生したもの』

次に、華道について解説します。

華道は、簡単に言うと、

『仏教が伝来してから、いけばなが発展したもの』

だと言えます。

 

元を辿ると、室町時代中期に遡ります。

当時の、

『京都六角堂』

と呼ばれるお寺にいた僧侶が、華道という道を作ったとされています。

六角堂

六角堂

この頃、お寺にいた僧侶たちは、池のほとりに居住していたため、

『池坊(いけのぼう)』

と呼ばれており、これがそのまま流派にもなっています。

 

それから、しばらくの間は、

『上流・中流階級を中心に華道が栄えた』

とされています。

そして、本格的に華道が広まったのが、

『江戸時代中期〜後期』

となっているのです。

 

この頃になると、

『庶民の間にも、華道が広く伝わっていった』

ため、様々な流派が生まれることになります。

 

また、"道"という言葉がついているように、華道には

『精神修養を促す役割』

を持つこともあり、これが、今のいけばなとの違いにもなっています。

いけばなと華道における流派は、同じものを指す

生け花 華道 流派は同じ

いけばなと華道の違いにについて解説しました。

ここまでの内容を見ると、

『いけばなが生まれた結果、華道も生まれた』

ということが分かります。

 

ですが、いけばな・華道ともに、

『多くの流派に分かれている』

とされています。

そして、これらの流派は、

『いけばな・華道ともに、同じものを指している』

ことが多くなっているのです。

いけばな・華道における流派は多岐に渡る

いけばな・華道にあっては、

『流派と呼ばれるものが多くある』

のですが、

それぞれ違いがあるものではない

とされています。

 

華道として流派を極めた人でも、人に教えるときは、

『誰でも楽しめるいけばな』

として、流派を使っていることもあり、明確な違いはないに等しいのです。

また、いけばな・華道ともに、

『代表的な流派』

というものが存在しているため、大抵の人は、そのどれかに触れることになるでしょう。

 

代表的な流派を挙げると、

  • 池坊(いけのぼう)
  • 遠州(えんしゅう)
  • 小原流(おはらりゅう)
  • 古流(こりゅう)
  • 嵯峨御流(さがごりゅう)
  • 草月流(そうげつりゅう)
  • 未生流(みしょうりゅう)
  • 龍生派(りゅうせいは)

などがあります。

 

これらの流派で、最も押さえておきたいものは、

『池坊』

となるでしょう。

 

先程も少し登場していますが、池坊は、

『流派の元になったもの』

であり、全てのいけばな・華道は、ここに繋がるといっても過言ではありません。

 

池坊には、主に3つの手法があり、

  • 立花
  • 生花
  • 自由花

というものがあります。

 

立花は、最古の技法とも呼ばれており、

『大自然を草木で表現する』

技法となっています。

 

生花は、

『3種類の花を用いて、草木の力強さを表現をする』

ことを目的としています。

 

自由花は、そのままの意味で、

『自由な発想の元、花を生ける』

ことを目的としているのです。

 

これらの技法は、

『その後に続く、全ての流派の原型』

となっているため、いけばな・華道を理解したいなら、まずは池坊からはじめてみることにしましょう。

いけばな・華道を知るには、様々な流派を体験してみる

いけばな・華道の流派について解説しましたが、さらに理解を深めたいなら、

『様々な流派を体験してみる』

ことをおすすめします。

 

源流である、池坊はもちろんのこと、

  • 曲生けを得意とする『遠州』
  • 西洋花を積極的に使い、剣山の源流ともなった『小原流』
  • 天・地・人の三才型を得意とする『古流・嵯峨御流』
  • 自由なスタイルが特徴であり、池坊・小原流にに並ぶ三大流派『草月流』
  • 計算された黄金比率を愛する『未生流』
  • 池坊を源流として、発想力を武器にする『龍生派』

など、流派ごとの魅力は、数多く存在しているのです。

 

1つの流派を知ることも大事ですが、

『他の流派を体験して、新たな流派を切り開く』

ことも、いけばな・華道の醍醐味となります。

 

気軽に、花を愛でたいと考えるなら、

『いけばな』

として楽しんでみてください。

また、1つの道を極めたいと考えるなら、

『華道』

として、流派を極めてみても良いでしょう。

 

どちらにしても、いけばな・華道は奥深いので、

『様々な流派を体験してみる』

ことをおすすめします。

スポンサーリンク

まとめ

今回のまとめとしては、

『いけばなと華道は、考え方によって違いが出来る』

ということが言えます。

 

実際のところ、いけばなにしても、華道にしても、

『花を生けることに変わりはない』

ものです。

これらの言葉が生まれたのは、

『人が、花を生けることに意味を見出した結果』

と言えるのです。

 

そのため、いけばなや華道を始めたいと考えている人も、

『深く考えず、まずは体験してみる』

ことをおすすめします。

そうすれば、いずれは、

『いけばな・華道のどちらとして考えるのか』

が見えてくるでしょう。

-その他の違い

Copyright© 違いを解説君 , 2019 All Rights Reserved.